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「帰ってきた あぶない刑事」ダンディー鷹山&セクシー大下 もはや伝統芸能です!

東スポWEB / 2024年5月28日 14時4分

左から浅野温子、舘ひろし、柴田恭兵、仲村トオル©映画「帰ってきた あぶない刑事」

【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。結成16年以上の漫才師の日本一を決めるお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント2024」のグランプリファイナルが18日に行われ、結成19年目のガクテンソクさんが優勝されましたね。おめでとうございます! 今後のさらなる活躍に大きく期待したいです。

お笑い界のベテランコンビたちが輝きを放った大会を受けまして、今回は映画界の大ベテランコンビが躍動するシリーズ最新作、映画「帰ってきた あぶない刑事」(公開中)を紹介します。

映画は1986年放送のドラマ「あぶない刑事」の劇場版シリーズ第8作。舘ひろしさん(74)演じる鷹山敏樹と柴田恭兵さん(72)演じる大下勇次という、2人の元刑事が横浜で起きる難事件に立ち向かっていくというストーリーです。

この作品の一番の注目はもちろん、舘さん、柴田さんの黄金コンビですよね。70代になりましたが、いまだ現役バリバリ。衰えるどころか、年齢を重ねて円熟味を増し、より渋さも加わって本当にかっこいい。まさにイケおじですよね。

令和の時代となりましたが、この「あぶない刑事」は何一つ変わりません。バブル絶頂であったドラマ開始当時の雰囲気をそのままに、セクシーなお姉さんを悪ふざけで口説いたりしながら事件を解決していく。景気よく、調子よく、ポップでセクシーでダンディーでみたいな、死語が連なる世界観をそのまま令和に届けています。

しかもこれがまた、今見ると一周回って新鮮でとても面白いんですよね。話題となったTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」と同じように、古い時代を懐かしむようなつくりで、時代劇として見られるようになっていると感じました。「あぶ刑事」はついに伝統芸能になったんだなあと感心しましたね。

「M―1グランプリ」のファイナリストや第七世代と呼ばれる令和の若手芸人たちが大活躍中のお笑い界ですが、売れずに芸歴を重ねていくともうチャンスはないのでしょうか。いや、決してそんなことはありません。コンビで磨き続けてきたものが味になり、渋さになり、続けてきたスタイルがまた新しい面白さとして刺さる日が必ず来ると思います。「THE SECOND」を機に飛躍するベテランコンビが一組でも多く出るといいですね。“大人”のかっこよさを教えてくれる一作です。ぜひご覧ください。

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