【大村ボート・ヴィーナスＳ】井上遥妃 デビュー初のイン戦勝利で初の予選突破「フライング切る夢を見た」

初の予選突破を果たした井上遥妃

ボートレース大村の「ヴィーナスシリーズ第５戦 マクール杯」は２８日、予選最終日が行われた。

井上遥妃（２１＝徳島）は予選ラストの４日目２Ｒ、インから力強く先マイ。２０２２年１１月に鳴門でデビューして２回目のイン戦で初めて逃げ切り１着とした。「メッチャ緊張しました。宿舎でフライング切る夢を見てたんで…」とレース後は安堵の表情を浮かべた。

この勝利で得点率も３日目終了時の２３位タイから１０位に浮上して準優に進出した。この予選突破もデビュー初。「メッチャうれしい日ですね」とトレードマークのニコニコ笑顔がはじけた。

相棒はエース１９号機。「ペラ失敗で押し感がない体感だったけど、スリットの行き足、伸びはいい。合えば出足も良くて全部が良くてパワーがある。乗り心地を合わせて行く」と、ほぼ完調。「準優も緊張すると思うけど思い切ったレースをしたい。頑張ります」。初物尽くしのシリーズ。次はデビュー初優出を目指す。