元和牛・川西賢志郎 連ドラ好演で俳優オファー殺到 お笑いと〝二刀流〟

元和牛の川西賢志郎

３月いっぱいで解散した元お笑いコンビ「和牛」川西賢志郎（４０）が、現在放送中のテレビ朝日系ドラマ「ミス・ターゲット」（日曜午後１０時）での好演で評価されている。今後、お笑いと俳優の〝二刀流〟として花開きそうだ。

女優の松本まりかが主演で結婚詐欺師役を務める同作で、川西は居酒屋オーナー役に起用され、人間味あふれる演技が話題となっている。

昨年１２月に和牛は２０２４年３月いっぱいで解散することを発表した。川西、元相方の水田信二（４４）は吉本興業に所属したまま、それぞれピンで活動。川西には以前からドラマへの出演オファーが舞い込んでいたが、断っていたという。

芸能プロ関係者は「川西さんには『芝居も器用にできそう』というイメージがありました。実際、『ミス――』では、居酒屋での立ち振る舞いやドラマ内での人間関係をイメージした上での役作りなどがうまいと感じますね。ただ、本人いわく、今後俳優一本でやっていくわけではないそうです」と話す。

テレビ局関係者は「解散発表後、スタッフらと役についてすり合わせしていたそうです」と指摘。「芸人の中には、お笑いと俳優の両方をこなす人も珍しくない。川西さんには今後、どんどんオファーが舞い込むと思います」と語っている。

お笑いと俳優の二刀流といえば、「ドランクドラゴン」塚地武雅が民放ドラマだけでなくＮＨＫ大河ドラマ「平清盛」（２０１２年）、「西郷どん」（１８年）にも出演し、評価されている。板尾創路や元「キングオブコメディ」今野浩喜は俳優が本業になった。

川西も活躍しそうだ。