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【ソフトバンク】人柄がにじむ王会長の〝巨人愛〟 長嶋茂雄氏へ「会って話がしたい」

東スポWEB / 2024年5月29日 6時19分

両軍ファンからの大声援に応えるソフトバンク・王貞治球団会長

人柄がにじんだ。ソフトバンク・王貞治球団会長(84)が28日、巨人の球団創設90周年記念試合「王貞治DAY」に登場し、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(88)への熱い思いを語った。

ジャイアンツのレジェンドにして、ホークスの球団会長。両軍による交流戦開幕カードは、通算868本塁打を誇る「世界のホームラン王」の功績をたたえるにふさわしかった。5回終了後に、両チームの選手らがベンチ前に整列。ファンの「サダハルコール」が東京ドームを包んだ。

「ありがたいの一言ですよね。こんな年になって、こういう形で私自身ももう忘れているようなことをみなさんが映像を見たりしながら、一緒に喜んでいただいたりっていうのが本当にうれしい」。誰からも愛される野球人らしく、自然とあふれる言葉で感謝を伝えた。

〝王貞治の歴史〟は「ONの歴史」でもある。特別な人への思いを改めて語った。「ONとして長嶋さんと一緒にやらせていただいて、お互い競い合えたのがやっぱり良かったんじゃないかと思います。その間、V9もできましたしね。野球選手としては、本当に最高の野球人生だったと思います」。

昭和の高度成長期。子どもたちが好きなものを3つ並べたという〝巨人、大鵬、卵焼き〟にあって、とりわけONの2人が明るい話題を振りまいた。2人にしか分からない〝使命感〟があったはずだ。だからこそ、再会を待ちわびている。

「今年になってからは、まだ直接お会いしていないんですが、3日(長嶋茂雄DAY)に皆さんの前で元気な姿を見せられたということですから、やっぱり元気になるってことは僕もうれしい。年内に会えるか、来年会えるか分かりませんけど、昔を思い出しながら会って話がしたいですね」。盟友への温かい〝ラブコール〟だった。

今でも「GIANTS」の6文字を見るたびに「誇り」を感じるという王会長。ホークスの象徴として新たな常勝軍団を作り上げたが、古巣への愛着は変わらない。

「今年は最初から元気がある。やはりスタートが良ければ、選手たちも自信を持って取り組める。(巨人もソフトバンクも)お互いにちょっと優勝から離れてしまっていますから、今年はなんとか勝ち上がって『日本シリーズ』でやりたいですね」

2020年以来となる日本一をかけた最高峰の戦いに思いをはせた。世界の王は、晩秋に再び東京ドームに帰ってくることを待ち望んでいる――。

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