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【山口敏太郎の現代妖怪図鑑189】親の言うことを聞かないと「ゴッシャ」に食べられる

東スポWEB / 2024年5月29日 11時38分

ゴッシャ

オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第189回は「ゴッシャ」だ。

ある地域に出た妖怪である。親の言うことを聞かない子供に対し「ゴッシャが来るぞ」と脅して、子供をしつける教訓妖怪である。

姿がいまいちよく分からない。自転車のブレーキのような音を立てるが、自転車に乗っていない可能性が高い。「キィー」という自転車のブレーキのような音を立てながら、子供の後をつけてくると言われている。

狙った子供には雨戸を開けてでも襲いかかり、食べてしまうという。大変恐ろしい存在である。

深夜「キィー」という音が聞こえた時は要注意である。念のために雨戸を閉めて、妖怪への警戒を怠らないことだ。

なお、お盆の時期は死者に対して敬意を示すのであろうか、さすがに悪いことはしない。

筆者にこの妖怪のことを教えてくれた人物は祖父の自宅付近で、この妖怪に遭遇している。集団で肝試しに行ったところ、「キィー」という音につけ回された。

ゴッシャという名前から「ヤシャ」「キャシャ」との関連が推測されるが、この両者の場合、死者の遺体を襲うのであって、子供を襲ったりすることはない。

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