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【自転車競技・パリ五輪トラック代表候補選手記者会見】五輪初出場の佐藤水菜「メダル獲得を目指していく」

東スポWEB / 2024年5月29日 17時47分

佐藤水菜

パリ五輪の自転車競技トラック種目日本代表候補選手の発表記者会見が29日、静岡県伊豆市の日本競輪選手養成所で行われた。東京五輪の女子オムミアムで銀メダルの梶原悠未が2大会連続の出場。太田海也、中野慎詞、佐藤水菜、太田りゆらが初出場となる。

梶原悠未は2021年の8月、東京五輪のオムニアムで自転車競技で女子初となるメダルをつかんだ。しかし、色は銀…。悔しさが残った。パリ五輪に向けては「感謝あふれる最高のガッツポーズで応えられるよう」と悲願の金メダル獲得を目指す。東京の後は度重なるケガもあり「休むことを覚えました!」と明るく笑った。今月上旬に行われたジャパントラックカップは直前の落車で欠場したが「もう大丈夫です」とトレーニングを続けている。

短距離勢は東京後の活躍が目覚ましい。中でも佐藤水菜は世界選手権で2回の銀メダルを獲得すると、ネイションズカップではスプリントでも結果を残し始めており、きっぱりと「メダル獲得を目指していく」と宣言した。

男子では〝化け物〟と称されるようになった太田海也に大きな期待がかかる。ケイリン、スプリント、チームスプリントの3種目に出場する若武者は「東京五輪の時には今の状況は想像もしていなかった。先輩たちの経験をいろんな形で受け継ぐことができたと思う。つないできたバトンを…」と先人たちが成し得なかった金メダル獲得にまい進する。

中野慎詞はケイリンとチームパーシュートにエントリーとなり「五輪はちっちゃいころから憧れていた舞台。でも目的は出場することじゃない。メダルを取って帰ってきたい」と意気込んだ。チームパーシュートは不慣れな種目だが「与えられた種目で全力を尽くすだけ」と話した。

東京五輪はリザーブだった太田りゆは「コロナで1年間リザーブの立場になって、その後の3年間…。短かったとは言えないです」と瞳をうるませながら「サポートしてくれる人たちがいなかったら、立っていられなかった」と感謝の思いを胸に突き進む。

ブノワ・ベトゥ(トラックテクニカルディレクター)は「目標のメダルの枚数とかは言えないが、可能性は十分ある」とニヤリ。東京五輪の際は「同じような状況で、トップに選手たちがいることはできた。でも精神的には完全に耐えられなかった」と期待された結果を残せなかった。パリでは、東京を超える、それも大きく上回る結果を残しにいく。

◇出場種目
【男子】
ケイリン:太田海也、中野慎詞
スプリント:太田海也、小原佑太
チームスプリント:長迫吉拓、太田海也、小原佑太
マディソン:窪木一茂、橋本英也
チームパーシュート:今村駿介、窪木一茂、中野慎詞、橋本英也
オムニアム:窪木一茂

【女子】
ケイリン:佐藤水菜、太田りゆ
スプリント:佐藤水菜、太田りゆ
マディソン:内野艶和、垣田真穂
チームパーシュート:池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂、梶原悠未
オムニアム:梶原悠未

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