【全日本】諏訪魔が６人タッグ防衛で石川修司に宣戦布告「辞めたって来ればいいだろ！」

ChiChi（左）を攻める諏訪魔

全日本プロレス２９日の東京・後楽園ホール大会で、全日本プロレスＴＶ認定６人タッグ王者の〝魔のトリオ〟こと諏訪魔（４７）、尾崎魔弓（５５）、雪妃魔矢組が鈴木秀樹、ＺＯＮＥＳ、ＣｈｉＣｈｉ組を下しＶ２に成功した。

試合は王者組がゴング前から挑戦者に襲い掛かり荒れた展開でスタート。魔の連係に加え尾崎がチェーンで鈴木を絞首刑にすれば、雪妃がムチを振るうなどラフ攻撃でペースをつかんだ。だが中盤、尾崎のチェーン攻撃が諏訪魔に、毒霧が雪妃に誤爆したのをきっかけに押し戻されそうになる。それでも決定打は許さず、最後は雪妃がＺＯＮＥＳを丸め込んで３カウントを奪い防衛に成功した。

試合後、諏訪魔は尾崎と雪妃に頭を下げ「これ、日ごろの感謝の気持ちです。俺、シャトレーゼ好きなんです」と言いながらショートケーキをプレゼントしてご機嫌を取る。そしてＣｈｉＣｈｉとＺＯＮＥＳの所属する女子プロレス「エボリューション（エボ女）」のプロデューサーでもある諏訪魔は「なんで石川修司がいないんだ！」と一言。エボ女のGMである石川がこの日の会場にいなかったことを糾弾すると、尾崎から「全日本だからだろ」と冷静に突っ込まれる。それでも諏訪魔は「関係ないでしょ。辞めたって来ればいいだろ！」などと石川への不満を口にし続け、対戦を求めた。これにケーキの力もあって尾崎と雪妃も協力を約束。最後は「おいしい」とケーキを食べる２人に諏訪魔が「おいしいでしょ。シャトレーゼだから」と笑顔を見せていた。