立憲・梅谷守議員が謝罪も議員辞職は否定 有権者に日本酒配った問題「軽率な行動だった」

会見を開いた梅谷氏

立憲民主党の梅谷守衆院議員が２９日、国会内で開いた会見で自身の選挙区の行事に参加した際、日本酒を配った問題について言及した。

今回の問題では、同県糸魚川市の男性から刑事告発されている。

梅谷氏は冒頭で「軽率な行動で多大なるご迷惑をおかけし、不信を招いてしまったこと、深く深くおわびを申しあげます」と頭を下げた。

公職選挙法では政治家が自身の選挙区内で有権者に寄付する行為を禁じている。「日本酒を配ったのは何本なのか」「現金の供与はあったのか」などの具体的な詳細については、捜査へ自主的に協力していることを理由に「差し控えさせていただきたい。この時点でお話しできない」と何度も繰り返した。

自身の進退については「議員を辞職する気はございません」とキッパリと明言。今後、離党や次期衆院選への立候補については「地元有権者たちの声を聞いて判断する」とした。

同党は梅谷氏に対して「党員資格停止１か月」の処分を出した。

これを受けて梅谷氏は「私に対する党員資格停止１か月の決定がなされました。党本部、常任幹事会では、すでに私に対する党の役職停止３か月の決定がくだされた。今回の党による処分は当然のことと受け止めております」と語った。