【巨人】堀田賢慎が強力ソフトバンク打線に力投 ６回途中無失点「次は投げ切れるように…」

６回途中５安打無失点だった巨人・堀田

巨人・堀田賢慎投手（２３）が２９日のソフトバンク戦（東京ドーム）に先発し、６回途中５安打無失点と好投。チームは延長１２回の末、１―０とサヨナラ勝利を飾った。

前日には強力ソフトバンク打線に対し「警戒するところは長打力なので無駄なランナーを出さないように勝負しつつも、自分を信じて腕を振っていきたい」と意気込んでいた。この宣言通り、初回から５回まで走者を出しながらも、気迫の投球でスコアボードに「０」を並べ続けた。

６回二死一塁で４番・山川に左前打を打たれ、二死一、三塁となったところで２番手・大江と交代。不本意な形でマウンドを後にした。「５回までは粘り強く投球できていたのですが、また前回と同様に、６回途中降板してしまったことは悔しいです。次は投げ切れるように、何か変えていかないといけないと思います」と唇をかんだ。

試合後に阿部監督は堀田の投球について「よく点数を与えずに頑張りました」とプロ５年目の右腕をねぎらった。

前回登板した２２日の中日戦（東京ドーム）では、同じ６回途中３失点で今季初黒星。この反省を生かし、１２球団トップの１９９得点を誇る強力鷹打線を無失点で抑えた先発右腕に勝ちは付かなかったものの、投球の〝質〟は格段と上がっている。次回登板では勝ち星を挙げたいところだ。