1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【巨人】強力鷹打線を〝完封〟の陰にロッテ・メルセデスの力投「しっかり投げれば自分たちも」

東スポWEB / 2024年5月30日 5時18分

6回途中5安打無失点と好投した巨人・堀田

ドラマチックなエンディングに東京ドームが沸き返った。巨人は29日の本拠地ソフトバンク戦に延長12回の末、吉川のサヨナラ二塁打で1―0とサヨナラ勝ち。貯金を再び「2」とした。

強力なホークス打線を執念の継投で抑え切った。先発・堀田が6回途中5安打無失点と好投。そこから7投手の継投でゼロを並べ、最後に白星を引き寄せた。

試合後の阿部監督は「こういう勝ちはでかい。やっぱり1点をもぎとるんだという野球を、ボクはブレずにやっていきたいと思います」。

これで交流戦最初のカード・対ソフトバンク3連戦の戦績を1勝1敗の五分に戻した。実はチーム内では21、22日の楽天戦(みずほペイペイ)で2戦33得点を挙げたホークス打線をどのように抑えたらいいか、先週末の時点まで頭を悩ませていたという。

実際に阿部監督も「(ソフトバンクには)大味な野球では絶対に勝てない。泥くさくどうやって1点を取るか。空中戦は勝てないですからね」と警戒心を強めていた。

そんな中、チームに「朗報」と「好材料」がもたらされた。「ロッテのメルセデスが25日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で先発し、8回無失点で今季初勝利を挙げたのが大きかった。『一緒にやっていたCC(=メルセデスの愛称)が抑えることができるのなら、しっかり投げれば自分たちでも抑えられる』と投手陣が実感できた」(チーム関係者)

2017年から6年間、巨人に在籍したメルセデスの好投がG投手陣を勇気付けるカンフル剤となっていたのだ。実際、ソフトバンクを相手に28日の初戦で山崎伊が6回1失点と好投。この日も堀田が6回途中無失点と続いたことで「自分たちもホークス打線をひれ伏せられる」と確信に変わったという。

これでチーム防御率はセ首位・広島と並び、トップの2・24となった。今季、好成績を残している投手陣が対パ・リーグにも十分通用することが証明された格好だ。

4年ぶりのリーグV奪回と12年ぶりの日本一を目指す巨人にとって、ソフトバンクには日本シリーズで2年連続の4連敗を喫した苦い思い出がある。日本シリーズでの対戦を占う意味でも、この日の白星には計り知れない価値があったと言えそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください