まさか〝最弱チーム〟に… ダルビッシュ有が３回３失点で２戦連続ＫＯ

３回３失点で降板したダルビッシュ（ロイター）

２０１勝目はお預けだ。パドレスのダルビッシュ有投手（３７）が本拠地ペトコ・パークで行われた２９日（日本時間３０日）のマーリンズ戦に先発。今季最短タイとなる３回６安打３失点（自責点２）で降板し、今季３敗目（４勝）を喫した。

２回に招いた二死二塁のピンチでフォーテスに右越えの適時二塁打を浴び、続くチザムの二塁への内野安打で２点を先制された。さらに３回は二死一、二塁で味方の悪送球で３点目を失い、この回でマウンドを降りた。不運もありながらもこの日は制球力を欠き、初回から２０球を要した。毎回走者を背負う苦しい内容で６６球を投じた。しかも相手のマーリンズは試合前まで１９勝３７敗と低迷。リーグ最低勝率、最少得点だっただけに痛い黒星となった。

ダルビッシュは１９日（同２０日）のブレーブス戦で日米通算２００勝を達成。だが、進化を続けるレジェンドにとっては通過点に過ぎず「２０１勝目できるように調整します」とすぐさま次に目を向けていた。前回登板した２４日（同２５日）のヤンキース戦では６回途中までに４被弾で７失点。無失点イニング記録も２５回で途絶えていたが、節目到達から２試合続けて足踏みが続いている。

チームも救援陣が踏ん張れず、１―９で大敗を喫し連勝も３でストップした。