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【U―23】OA枠埋まらない? 16年リオ五輪の〝トラウマ〟とタイムリミット

東スポWEB / 2024年5月31日 6時12分

山本昌邦ナショナルチームダイレクター(左)とU-23日本代表の大岩剛監督

パリ五輪でのオーバーエージ(OA)枠利用が風前のともしびだ。日本サッカー協会は30日、来月に米国遠征を行うU―23日本代表メンバー25人を発表した。今回の遠征では、パリ五輪に向けて6月7、11日にU―23米国代表と親善試合(7日は非公表)で対戦する。

今回の活動から本大会で3人まで起用できるOA枠の選手招集を検討したが、実現しなかった。この日の会見で、山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)は「A代表の選手は移籍の可能性がある選手も多い。移籍先が決まり、交渉に入る。そこはかなり難しい。この選手という確約、五輪に出場できるというところには至っていない。極めて難しい情勢」と厳しい現状を語った。

五輪出場は所属クラブの許可が必要で、現状ではメドが立っていない。今後、事態が好転する要素は全くないだけに、このままタイムオーバーになる可能性が日々高まり続けている。山本NDは「扉を閉ざしているわけではないので、メンバー登録ギリギリまで努力は続けたい」と強調する一方で、登録期限から「リミットは6月末ぐらい」と口にした。

2016年リオデジャネイロ五輪ではFW興梠慎三、DF塩谷司、DF藤春広輝を起用したが、1次リーグ敗退に終わり、「OAの失敗例」とされている。同じ過ちを繰り返さないためにも、妥協との印象を与える選考もしづらい状況だ。

大岩剛監督は「その都度、招集できるコンディションのいい選手で臨みたい」との認識だが、どのタイミングでOA可否を決断するのか。

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