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錦織圭が右肩負傷で棄権「ブーンという音のような感じが」 海外メディアは「悲しい結末」

東スポWEB / 2024年5月31日 10時8分

右肩の負傷で途中棄権した錦織圭(ロイター)

テニスの全仏オープン第5日(30日=日本時間31日、パリ・ローランギャロス)、男子シングルス2回戦で元世界ランキング4位(現在350位)錦織圭(34=ユニクロ)が右肩の負傷で途中棄権した。

今大会プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済制度)で出場している錦織は前日に雨で中断した世界15位ベン・シェルトン(21=米国)との試合を第1セット途中から再開し、6―7、4―6で迎えた第3セットの前に右肩の負傷で棄権した。シングルスの日本勢は男女ともに姿を消した。

海外メディア「BARRONS」によると、錦織は「肩の準備ができていなかった」とし「1セット目と、2セット目をプレーした後に痛みが出始めた。もう1セットプレーできたかもしれないけど〝ブーン〟という音のような感じがして、鋭い痛みを感じ始めたのでプレーをやめた」と語ったという。

3年ぶりの参戦となった4大大会の1回戦では世界166位のガブリエル・ディアロ(カナダ)にフルセットの末に競り勝った。同メディアは「2014年全米オープン準優勝者の34歳は腰、足首、ヒザの相次ぐ負傷にため、過去2年間ほとんどプレーしていない」とし「錦織にとって3年ぶりのグランドスラム出場は悲しい結末を迎えた」と指摘した。

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