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【新日本】上村優也とオーカーンが6・9大阪KOPW戦ルール提案 双方ともにキャッチルールを軸に論争

東スポWEB / 2024年5月31日 13時54分

ルールプレゼン会見を行った上村優也(左)とグレート-О-カーン

新日本プロレス6月9日大阪大会でKOPW争奪戦に臨む保持者・上村優也(29)と挑戦者・グレート―O―カーンがルールプレゼン会見で双方の案を提案した。

KOPW争奪戦は基本的に双方が試合のルールを提案し、ファン投票で多数を集めた方が採用される。それに先駆けて31日、双方のルールプレゼンテーション会見が実施された。

両者は4月広島大会でオーカーン提案の「地方再生マッチ~広島編~」で対戦し、上村が勝利。ダイレクトリマッチにあたってオーカーンは、前回対戦時に上村が提案した「キャッチルール61分3本勝負」をあえて主張。これはあらゆる打撃技が禁止され、絞め、関節、投げ技のみを有効としたプロレスルールで、2本先取した方が勝者となる。

一方の上村は「ストームキャッチルール15分1本勝負」を提案した。これはキャッチルールに加え、ロープエスケープを2回までに制限。場外に出た場合もロープエスケープ扱いとなり、エスケープ3回した選手は反則負けとなる。

基本的にはキャッチルールで両者が合意し、時間制限やロープエスケープなど細かい部分での違いを競うことになる。オーカーンは「これ(61分3本勝負)だって元はと言えば上村が選んだルールだ。別に余はどちらになったっていいんだよ。上村のルールの方がより過酷だと思うのであればそれが選ばれたって構わない」とのたまったが、あえて上村の土俵に乗ると決めたのであれば最初から自身の提案は辞退するという選択肢もあったはず。ファン投票の意義すら問われる会見のために稼働させられた新日本プロレスのスタッフが気の毒でならない。

その一方で両者のイデオロギー論争は白熱した。オーカーンが「『強い新日本プロレスを取り戻す』と言っていたが、その定義が分からないんだよ。教えてもらおうか」と問うと上村は「まずレスラーが強くあること。そして会社としてどこにもナメられない新日本プロレスというブランド。これを持った会社が僕は強い新日本プロレスだと思ってます」と返答。さらにオーカーンの掲げる地方再生に共感した上で「今、新日本プロレス、日本の景気も下がって来て、お客さんも会場もちょっと寂しくなったりしてますけど、まずは日本を盛り上げないと、プロレスの力で」と力強く宣言した。

これを受けてオーカーンも、改めて地方再生への思いを熱弁した。やれ餃子の大食いだのレモンの早食いだのやってきたことを「バカだと思ってるよ正直。だがよ、プロレスラーは時にバカにならなきゃいけない時があるんだよ」と説明。「地方にはガキからジジババまで来るんだよ。こういうヤツらをもっと取り組まなきゃならない。何かしらビッグな話題が必要なんだ。そのためにも地方再生というバカみたいなこともしなければならない。地方を上から見るんじゃなく、下を重ねる。下を、日本の地盤を固める」と、公約を果たすためにもKOPW奪回を誓っていた。

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