国民民主党 東京２０区に元空手世界チャンピオン大西健太郎氏を内定「偏らない政治が必要」

大西健太郎氏

国民民主党は３１日に国会内で開いた会見で、次期衆院選挙の東京２０区公認内定予定候補者として新人の元空手世界チャンピオン、大西健太郎氏を発表した。

大西氏は王道流空手道として知られている「佐藤塾」の初代ｐｏｉｎｔ＆ＫＯ空手初代世界チャンピオンで高等学校教諭だ。

大西氏は「現在は私立の高校の数学の教員をしています。もともと公立中学校、専門学校などでも働いておりまして１６年教育現場におります。その前は格闘技の選手をしていました。空手は自分で道場を開いたりとか、世界大会でも優勝させていただくような経験もさせていただいきました」とあいさつした。

政界進出に賭けることには「教育の現場から政治の世界に出せさていただく理由としては、生まれた環境で学びの格差が生まれてしまうとか、そういうことは避けなければならない。子どもたちが学ばなければいけない環境の整備は、政治が重要な役割を果たします。私は国民民主の正直に偏らない現実的な政治というところが必要だと感じています」と語った。

現在、同選挙区（東村山市、東山大和市など）は、岸田文雄首相の側近である木原誠二氏の地盤だが、どういう選挙戦をしたいか。

大西氏は「私たち教員は悪いことをしたらしかったりしますし、嘘をついたらダメだと当たり前のことをしますけど、そこの部分がいま（社会に）ないのかなと感じてしまう。逆に正しいことをしていれば、みなさんご理解いただけるのだと思っています。当たり前のことだと思いますが」と語った。