【バレーボール】女子日本代表が中国に快勝 古賀紗理那「チームとしての成長を感じた」

古賀紗理那

バレーボール女子日本代表が、パリ五輪切符を争うアジアのライバルを下した。

３１日に行われたネーションズリーグ（ＮＬ）予選ラウンド第２週（中国・マカオ）の中国戦には、セッター・岩崎こよみ、古賀紗理那、石川真佑、林琴奈、山田二千華、荒木彩花、リベロ・福留慧美が先発出場。アウェーの空気感が漂う中での一戦だったが、ひるむことはなかった。

第１セットは山田が２連続でサービスエースを決めるなど、序盤から日本のペースで試合が進んだ。２４―１９から３連続失点を喫するも、最後は林がスパイクを決めた。第２セットは中盤以降に引き離されて落としたが、第３セットをすぐさま奪う。第４セットは終始の日本のペースで得点を重ね、最後は林が試合を締めくくった。３―１で勝利を収め、通算成績を５勝２敗とした。

この日は古賀がチームトップの２５得点をマーク。「最初のセットのところで、サーブで点数を取ることができて、スタート良く入れた。２セット目はちょっと苦しい展開もあったが、３、４セットを切り替えて取れたのはチームとしての成長を感じた」と振り返った。
残り５枠のパリ五輪切符は、ＮＬ予選ラウンド終了後の世界ランキングで決定する。大きな１勝を手にした選手に対し、ファンからは「拾ってつないで決めるナイスゲームだった」「このまま五輪つかんでくれ」「勝ったー！！楽しそうにバレーやっていて見ている方もうれしくなる！」などの声が上がっている。