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田母神俊雄氏の都知事選立候補で保守陣営が大混乱 「ストップ・ザ・蓮舫」優先か

東スポWEB / 2024年6月1日 6時5分

田母神俊雄氏

空軍トップはやはり〝戦略家〟だった。元航空幕僚長の田母神俊雄氏が都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明したことで、保守陣営が混乱に陥っている。

昨年12月に公民権停止が解けていた田母神氏は復活のノロシを上げる場として、都知事選に照準を合わせていた。準備を整えつつ、立候補は早くても告示の10日前となる6月第2週をメドに調整していたが、28日にXで突如、立候補を表明し、31日には都庁で会見する急展開となった。

陣営関係者は「小池都知事の再選ムードだったところに蓮舫さんが27日に立候補を表明し、強力なライバルとして名乗りを上げたことで、都知事選が一気に関心事となった。この機を逃してはいけないと田母神さんは立候補を表明して、注目を集めた。勝負所を見極めての電撃戦は、さすが元航空自衛隊のトップですよ」とうなった。

これで泡を食ったのは保守系の政党だ。日本維新の会と日本保守党は独自候補の擁立に動いていたが、まだ態度を決めかねている。保守党の有本香事務総長はユーチューブチャンネル「あさ8」で「最悪を避けないといけない。今の都知事も最悪だが、(蓮舫氏は)それ以上」とこれまで候補者擁立に前向きだったのが、一気にトーンダウンしている。

また維新も次期衆院選で東京1区への鞍替えを発表している音喜多駿参院議員の待望論が起きているが、確定はしていない。

「維新や保守党が候補者を擁立すれば、それぞれ50万前後を得票する力があるが、小池氏の票を食い、結果的に蓮舫氏を利することになる。革新都政を誕生させないために身を退くかを迫られている」(永田町関係者)

田母神氏は石原慎太郎元都知事から再起を促されたことを明かすなど、10年前の都知事選と同じく〝保守の星〟として、広く支援を集めたい狙いだ。

いずれにせよ田母神氏の参戦で、〝ストップ・ザ・蓮舫〟を合言葉に保守陣営からの著名候補者は打ち止めとなる可能性が高くなってきた。

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