星野源〝ガセ不倫〟でサンジャポが杜撰アンケート 元放送作家「だからバカにされる」

火消しに奔走した星野源と妻ガッキー

元放送作家の長谷川良品氏が１日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。歌手で俳優の星野源の〝ガセ不倫〟騒動をめぐるテレビ局の対応に苦言を呈した。

インフルエンサーの滝沢ガレソがＸ（旧ツイッター）で匿名ながら星野の不倫疑惑を拡散。所属事務所アミューズがスキャンダルもみ消しのため１０億円を支払ったという内容だったが、その後、すべてが事実無根であることがわかった。

長谷川氏は「仮に不倫の事実があったとしても１０億円でもみ消すことはありえない。アミューズは上場企業ですからね。監査法人も入りますからね。１０億円もの大金をスキャンダルのもみ消し料名目で好き勝手に動かせない」と断言。

一連の疑惑はアミューズ法務部や星野、妻の新垣結衣の迅速対応であっという間に火消しされた。

これには同氏も「対応の素早さ。そもそもこれは誰が判断したのでしょうか。上層部の承認をえないと法務部とはいえ、独断でできる範疇超えている。驚きました」と舌を巻いた。

他方でこのニュースを伝えた各局ワイドショーには苦言を連発。どの番組も騒動を一通り紹介したあとで「注意喚起」という名目で出演者がディスカッションする光景が目立った。

なかでもヤリ玉に挙げたのが、２６日放送のＴＢＳ系「サンデージャポン」だ。同番組は街頭で「では一体、今回の情報をどれだけ信じた人がいるか？」というアンケートを実施。その結果「５０人中１３人が信じた」とフリップのみで紹介した。

これに長谷川氏は「なんでしょうか、このしょぼいリサーチ結果は。リサーチの日付もなければ、男女比、年齢層の開示もない。そもそも街録の映像もない。提示されたのはフリップ１枚。こんなことやってるからテレビはバカにされるんです。ネットに真実を求めたくなるのもわかる」とバッサリ。滝沢ガレソ以上に根拠のない街頭アンケート結果を堂々と放送したサンジャポに苦言を呈した。