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【松山競輪・ルーキーシリーズ】地元の船山真生は悩んだ末に3番手を決断「決めたからには」

東スポWEB / 2024年6月1日 22時36分

結束する(左から)森田一郎、船山真生、阿部英斗

松山競輪ナイターF2「ルーキーシリーズ・スピチャン杯」は2日、最終日を迎える。男子125期決勝に出場する7選手が決まり、地元の船山真生(20=愛媛)が眉間にしわを寄せていた。

「それでいいのか…」

森田一郎(23=埼玉)と阿部英斗(20=福岡)が船山に熱い視線を送っている。

船山は「地区も別だし、ただ勝ちを目指すというだけで3番手を回る、ってそれでいいのか…。勝てなくても自分で自力で走った方がいいんじゃないか…」と悩める心境を吐露した。

ルーキーシリーズ2024は今回が最終戦。同期だけの開催はもうない。森田と阿部が「並びたい。一緒に走りたい」と思いを伝え、船山はまたしばらく悩む…。「外からどう見られるとかではないんです。自分がそれでいいのか、なんです」。競輪の並びはある程度の暗黙の基準はあるが、決めるのは選手本人――。

「もうこんな機会はないかも知れない…」(森田と阿部)

船山は顔を上げると「付きます」とすっきりした表情を見せた。「決めたからには、どうなっても悔いはない。頑張ります」。7月の本デビューからは敵となるが、今回だけは並ぶこともできる。そんな思いを伝えられるシーンも、もうないかもしれない。

船山の葛藤があり、森田と阿部の競輪に対しての思い、同期への気持ちもあった。3人の戦い、必見の限り。

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