【欧州ＣＬ】レアル・マドリードが最多更新の１５度目Ｖ アンチェロッティ監督「優勝は何度でもうれしい」

優勝したレアル・マドリードの選手たち（ロイター）

レアル・マドリード（スぺイン）は１日（日本時間２日）、英ウェンブリー競技場で行われた欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）決勝でドルトムント（ドイツ）に２―０で勝利し、２シーズンぶりの優勝。大会最多を更新する１５度目の歓喜となった。

後半２９分にＤＦダニエル・カルバハルが先制点を決めると、同３８分にＦＷビニシウスが追加点。そのまま逃げ切って、スペイン１部リーグ優勝に続き、今季２冠目を達成した。５度目のＣＬ制覇となったカルロ・アンチェロッティ監督は「優勝は何度でもうれしい。思っていた以上に難しい試合だった。前半は苦戦を強いられたが、後半はボールロストが減り、プレーも良くなった。我々は勝ったが、まだ夢は続いていく」と喜びを語った。

ＡＣミラン（イタリア）時代の２００３、０７年、Ｒマドリードでの１４、２２、２４年と合わせて５度目のＶで自身が持つ最多記録を更新。５度に続く指揮官は、ともに３度のジョゼップ・グアルディオラ、ボブ・ペイズリー、ジネディーヌ・ジダンとなっている。欧州サッカー連盟の公式ホームページによると、アンチェロッティ監督は複数のチームで優勝した６人の監督の一人であり、選手＆監督で優勝したわずか７人の監督の一人であるという。

一方のドルトムントは前半のチャンスを生かせず、２７季ぶり２度目の優勝はならなかった。