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【ソフトバンク】近藤健介が延長10回サヨナラ弾「緒方がつないでくれた」

東スポWEB / 2024年6月2日 19時21分

ソフトバンク・近藤健介

ソフトバンクは2日の広島戦(みずほペイペイ)に延長の末、5―3で今季6度目のサヨナラ勝ち。3点差の9回二死から同点に追いつかれたが、10回に5番・近藤健介の8号サヨナラ2ランで決着をつけた。

重苦しいムードを一撃で振り払った。10回二死から緒方が四球を選び、回ってきた第5打席。近藤は広島6番手・島内が投じた低めのチェンジアップを泳ぎながらもすくい上げた。打球はライナーで鷹ファンの待つ右翼ホームランテラスに一直線。強烈なサヨナラ弾だ。静まり返っていた本拠地は一瞬にして歓声に包まれ、殊勲の近藤はヘルメットを投げ捨ててホームベース上にできた歓喜の輪に飛び込んだ。

お立ち台に上がった近藤は開口一番「サイコーな気分です」。そして「緒方(理貢)がつないでくれて、ホームランが打てた。何とか入ってくれと思って走っていた」と振り返った。2回の第1打席は先制の7号ソロを放ったが「打ったのも忘れるくらい興奮しています」と顔を紅潮させながら、声を弾ませた。

劇的な幕切れとなったが、その直前まで本拠地は静まり返っていた。3点リードで迎えた9回二死一、二塁。5番手・ヘルナンデスがあと一人打ち取ればゲームセットだったが、代打・田中にまさかの同点弾を献上。2連投している守護神・オスナはベンチ入りしていなかった。ここまで12試合に登板して初失点が痛恨の同点弾となった助っ人左腕は真っ青な表情で天を仰いだ。流れは完全にカープだったが、近藤が4打数2安打2本塁打3打点の活躍でチームに勝利を呼び寄せた。

5月31日の広島戦で右足を負傷した柳田は「右半腱様筋損傷」で全治4か月と診断され、戦線離脱。主砲不在の重責を見事に果たした近藤は「一番悔しいのはギータさんだと思うし、帰ってきた時にいい順位にいて、また暴れてもらえるような舞台を整えながら待っていたい」と語った。

小久保監督も「柳田が安心してリハビリに励めるよう、そういう点で勝ててよかった」と安堵の表情。広島に3連勝したチームの貯金は18となった。

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