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【巨人】菅野智之〝完全復活〟がもたらす波及効果 ブルペン好成績への影響指摘する声

東スポWEB / 2024年6月3日 5時8分

開幕から無傷の5勝目をマークした巨人・菅野

巨人の菅野智之投手(34)が2日の西武戦(ベルーナ)に先発し、7回無失点の好投で開幕から無傷の5勝目をマーク。打線も計14安打と爆発してチームは7―1で快勝した。3カード連続の勝ち越しを決め、5月15日以来の首位に浮上した。

粘り強い投球で主導権を渡さなかった。初回を三者凡退に抑える好発進を見せた菅野は、その後も冷静な投球でレオ打線を圧倒。3、4回にはそれぞれ走者を三塁まで進めるピンチも招いたが、後続をしっかり打ち取って得点を許さない。味方打線の大量援護を受けて快投を続けると、7回109球を投げ抜きこの日の仕事を終えた。

菅野は「十分過ぎるくらい、たくさんの援護点をもらえたのでなんとか投げることができました」と打線に感謝。阿部監督も「粘り強く、結果的にいい投球だったと思います」と力投をたたえた。

もがき苦しんだ昨季までと打って変わり、完全復活を果たした投手陣の大黒柱。その好成績もさることながら、チームには数字だけでは測り切れない波及効果をもたらしていた。

あるチーム関係者は「昨年までは先発ローテの頭数としてなかなか計算できなかった菅野だけど、復活した今季は毎試合長いイニングを投げてゲームメークしている。勝ち星はもちろんだけど、彼が昨年以上に投げた分はそれだけ中継ぎ陣の休養に充てられるわけでしょ。それがブルペンの好成績にも間違いなくつながっていると思うよ」と指摘。実際に菅野は今季登板した8試合すべてでクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成しており、先発投手としての役割を十二分に果たしている。

救援陣からも「今年は菅野さんがロングで投げてくれているから助かっている部分は確かにあります」と証言する声が上がっており、その効果は絶大だ。長いシーズンが続く中で、ゲームを支配できる菅野の新たな投球術は今後も存在感を放っていきそうだ。

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