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国民民主党候補予定者・井戸まさえ氏が元草津町議の性被害疑惑めぐる発言を謝罪

東スポWEB / 2024年6月3日 17時29分

謝罪した井戸まさえ氏

次期衆院選で国民民主党が衆院東京4区公認内定予定者として発表した元衆院議員の井戸まさえ氏が3日に自身のX(旧ツイッター)を更新。過去に投稿した元草津女性町議の性被害疑惑をめぐる自らの発言を謝罪した。

この騒動は2019年に群馬県草津町の元町議が町長と「町長室で性交渉した」と告発。同町議は町長からの性被害を訴えていた。

2020年12月、同町議は住民投票でリコールが成立し失職。井戸氏はこれに抗議するデモへの賛同をXを表明。町長や町議会を批判していた。

しかし2023年11月に元町議は一転してレイプ被害の訴えが虚偽だったことを認めて事態が急変。今年4月17日、前橋地裁は町長が元町議に対して名誉棄損の損害賠償を求めた訴訟で、元町議の証言を虚偽と認定していた。

井戸氏は「私はかつて元草津町議の性被害疑惑について投稿しましたが、本年4月の前橋地裁判決で元町議の虚偽告白が明らかになりました。十分に事実を確認せず行き過ぎた言動があったことを認め謝罪します。投稿も削除します」と投稿。「町長や町議会の皆様、関係者に多大な迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

同党は5月31日に開いた会見で、井戸氏を同選挙区総支部長就任に。井戸氏は2003年に旧民主党に所属し、兵庫県議会議員2期、衆院議員1期を務めている。

これを受けて同党の玉木雄一郎代表はこの日、自身のXで「私からも草津町長や町議会の皆様にお詫び申し上げます。事実に基づかない言動で町長の名誉のみならず町のブランドも傷つけたことは大いに反省しなければなりません。国民民主党としては、同様のことが発生しないよう対策を講じるとともに、性被害の撲滅とあわせ虚偽被害の防止にも取り組んで参ります」と謝罪し再発防止を誓った。

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