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小学館「セクシー田中さん」報告書で日テレ側の姿勢を疑問視 今後のドラマ化再タッグは消滅か

東スポWEB / 2024年6月4日 5時28分

小学館が発行し、日本テレビがドラマ化した「セクシー田中さん」の単行本

昨年10月期日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの急死をめぐり、原作漫画を連載していた小学館は3日、社内の特別調査委員会の報告書を公表した。

その報告書で、日テレについて「原作者の意向を代弁した小学館の依頼を素直に受け入れなかったことが第一の問題であるように思われる」と暗に批判。日テレは芦原さんが脚本を書くケースもあると合意していたと指摘した。芦原さんは作品の世界観を守るため、小学館を通じて脚本家の相沢友子氏に意向を伝えたにもかかわらず、日テレが十分に伝えなかったとし、「原作者と脚本家との間を調整するという役割を果たしていない可能性」があると疑問視した。

日テレ局員によると、同局はかねて小学館よりも講談社の漫画をドラマ化してきたという。たしかに「金田一少年の事件簿」(1995年から)シリーズや「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(2021年)、「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」(23年)、そして今年4月期の「ACMA:GAME アクマゲーム」(24年4月期)などがある。

「テレビ各局は、TVerの再生回数が期待できるドラマの制作に注力しています。漫画原作のドラマは固定ファンがいて、一定のヒットは望める。だから『セクシー田中さん』には小学館とのパイプ作りも期待されていたんですが、小学館からの信頼は落ち、今後タッグを組むのは厳しいというのが局内の見方です」(前出局員)

同様の見方を小学館関係者もしており「漫画のドラマ化で日テレとタッグを組むのはやはり難しいと社内でいわれています」と話した。

小学館がこの日発表した指針の中では、映像化の検討段階から文書を作成し、作家の意向を第一に尊重しながら制作者側と協議するとしている。今後、両者がドラマ化で手を組むことはあるのだろうか。

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