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小池都知事 服でバレる出馬表明のアリ・ナシ 〝蓮舫カラー〟は対抗意識の表れか

東スポWEB / 2024年6月5日 6時4分

4日の小池都知事(左)と緑の勝負服をまとう同知事

小池百合子東京都知事が4日、〝蓮舫カラー〟に身を包んだ。この日は都議会で代表質問が行われ、小池氏は「都政をさらに加速させることが重要」と意気込みを語ったものの、都知事選(20日告示、7月7日投開票)への出馬表明はしなかった。

自民党の発地(ほっち)易隆都議から今後の都政運営に向けた決意を問われ、小池氏が答弁。「これまでもチルドレンファーストな社会、誰もが自分らしく輝ける社会、いかなる危機にも揺るがぬ安全安心な社会に大胆な発想で挑み、国をも動かしてきた」と、まずは自負してみせた。

同時に「少子高齢化、物価高騰、エネルギーなどさまざまな課題が先鋭化している。50年100年先を見据えながら東京の強みを見極めて、どう生かすのかを考え抜き、そして都政をさらに加速させることが重要。都議会の皆さまと知恵を出し合い、世界一の都市を築き上げるという思いで都政運営に集中しているところです」と語った。

一方で日本共産党の米倉春奈都議は世論調査で小池都政の継続を望む声が少なかったと紹介し、「都政から退くべきです、いかがですか」と直球で引退を求めた。小池氏は「都政運営に集中しているところです」とかわした。

この日の答弁は3期目への意欲を見せたとも言えるが、正式な出馬表明とも言えない。ただ、連日取りざたされる小池氏の出馬表明を巡ってはファッションも注目されている。

小池氏といえば緑がイメージカラー。出馬表明があるとされていた都議会初日は水色の服だったことから、「この日の出馬表明はない」と直感した関係者もいたというほど、服の色が意識されている。

この日は白地に水玉模様をあしらったジャケットに黒のインナー。どこかで見たことあるような…。議席から質疑を見守った地域政党「自由を守る会」の上田令子都議は「白と黒で蓮舫氏をもじっていると感じた」と指摘した。

白のジャケットに黒のインナーといえば蓮舫氏だ。唐突な〝蓮舫カラー〟とはどういうことか。対抗意識が服に出ているということなのか。上田氏は小池氏の出馬表明がいまだ行われていないことについて、「出馬はするでしょう。蓮舫氏の出方を見ているのではないか。小池劇場にとって一番いいタイミングでサプライズを仕掛けるはずだ」と予測。やはり意識はしているのだろう。

そんな小池氏に対して上田氏は不信任案提出を予定している。「各会派に説明してきました。過去に提出したときとは違う手応えがあります」(同)と自信。同時にカイロ大の卒業証書と卒業証明書の都議会への提出を求める決議も検討中だ。

都議会後に小池氏は2期目最後の代表質問が終わったことを受けて、「この4年間はコロナがあった。答弁をしながらもコロナの時に都の職員も頑張ったし、いろんなことを思い出しながら答弁しました」と感想を語った。果たして小池氏が戦闘服である緑に身を包む日はいつになるのか。

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