【レッドソックス】吉田正尚が６日連続打撃練習で快音 週末マイナーでリハビリ出場へ

復活が待たれる吉田

左手親指の付け根を痛め、１０日間の負傷者リスト（ＩＬ）に入っているレッドソックスの吉田正尚外野手（３０）が復帰に向け、週末にもマイナーリーグでのリハビリ出場を果たすことが４日（日本時間５日）に分かった。アレックス・コーラ監督が明かした。

本拠地ボストンでのブレーブス戦前の会見で、指揮官は「もしマサの状態が順調で上手くいけば、週末に（マイナーリーグで）リハビリ出場をする機会を得るだろう」と語った。

レッドソックスはこの日、右ヒザ痛でＩＬ入りしている外野手のオニールが傘下マイナー３Ａウスターでリハビリ出場を果たした一方、右足首を痛めている外野手のアブレイユのＩＬ入りを発表した。

この状況を受けてコーラ監督は吉田について「以前にも言ったが、（復帰まで）長くかかることはないだろうし、彼が出来るだけ早く戻ってきてくれることを望んでいる」と期待を寄せた。

スイングが解禁されてから６日目で、連日打撃練習を行っている。この日のフリー打撃では２４スイングで角度を付けたライナー性の打球が１６、フライが６、ゴロが２でサク越えは３本を数えた。見守ったファッシー打撃コーチは何度もうなずいていた。

フィールドに出る前、吉田はクラブハウスで、空気に触れると固まる特殊素材を使用したエボシールド社製の新しいレッグガードを開封し取り出し、自身の右足にフィットするよう装着させ、室内ケージへ向かっていた。復帰に向け少しずつ前に進んでいる。