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【F1】レッドブル昇格消滅の角田裕毅は「権力闘争の無実の犠牲者」 豪メディア指摘

東スポWEB / 2024年6月5日 18時46分

角田裕毅

F1のレッドブルがセルジオ・ペレス(34)と2026年まで2年間の契約延長を発表してRBに所属する角田裕毅(24)の昇格が消滅したことが波紋を広げている。

今季限りで契約が切れるペレスは直近の数戦で不振に陥っており、去就が注目を集めていたが、レッドブルは既定路線だった契約延長を決断。ペレスが望んでいた複数年契約で決着した。

ペレスの複数年契約が発表されたことで、待望論が高まっていた角田の昇格は少なくとも26年まで消滅。角田は今季進化を遂げて評価が急上昇しているにもかかわらず、このままレッドブル・グループに留まっても、大幅な規則改定で各チームの開発競争が激化する26年もトップチームで走ることはなくなったため、今後は退団して他チームへの移籍を模索することが確実となった。

そうした中、角田の実力がレッドブルグループ内で不当に評価されていることが、今回のペレスの複数年契約につながったとの指摘が出ている。

オーストラリアメディア「ディスイズフォーミュラ」は「BBCのアンドリュー・ベンソンは、ダニエル・リカルドが〝権力闘争〟の中でクリスチャン・ホーナーに〝保護〟されているため、角田裕毅がレッドブルのシートを獲得するチャンスがなくなったと主張している」と主張した。

「レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーとモータースポーツ顧問ヘルムート・マルコの間の権力闘争疑惑は、ホーナーの行動に関する調査後に浮上した。告訴が取り下げられ、マルコに対する2度目の短期捜査の結果も出なかったにもかかわらず、緊張状態は続いている」と現在の複雑なチーム状況を指摘。

そして「角田は今シーズン、リカルドを上回る成績を残しているにもかかわらず、こうした権力闘争による内部対立の無実の犠牲者なのかもしれない」との見解を示した。

重鎮のマルコ博士は角田を高く評価しているにもかかわらず、ホーナー代表の〝独裁状態〟になっており、角田はお気に入りではないため、どんなに結果を出してもレッドブル昇格がかなわないとの見立てだ。

「外部からの印象では、角田がレッドブルのシートに就くためにできることは全くない。経営陣は彼を十分に評価していないだけだ」と重ねて指摘。こうした状況ならば、角田はレッドブル・グループを退団して他チームへの道を探すことが最善かもしれない。

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