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【新日本】EVILが棚橋社長の介入に猛反論 〝猪木の教えに背く裏切り者ども〟と断罪

東スポWEB / 2024年6月6日 5時5分

団体のリング介入に怒るEVIL

新日本プロレスの極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いるEVILが、棚橋弘至社長(47)が示した「反則・介入の阻止」の指針に怒りを爆発させた。棚橋は社長就任半年会見でH.O.Tの蛮行を厳しく取り締まることを宣言したが、EVILはこれに猛反論。むしろリング上に介入されたことを糾弾すると、棚橋は〝団体創始者の教え〟に背く裏切り者と断じた。

これまで新日本マットで悪の限りを尽くしてきたH.O.Tに、ついにメスが入った。棚橋が4日に示した10の指針の中の1つに、乱入・介入行為の阻止を掲げたのだ。さらに会見に同席した木谷高明オーナーは、H.O.Tの試合をメイン戦線から外す強硬手段まで示唆したから大変だ。

9日大阪城ホール大会でIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーへの挑戦を控えているEVILは、大一番直前の発表に不快感をあらわにする。「介入? どっちのこと言ってんだよ。偽物のくせに経営者ヅラして、崇高なリングに介入してきてんのはテメエらの方だろ、コノヤロー!」と自称・最高権力者として怒り心頭。「これから正々堂々、誰の介入もなく逃げ場のないランバージャックで偽物王者のモクスリーを成敗してやろうって時によ…。大阪城のタイトルマッチに水を差しやがって、邪魔してんじゃねえよ」と吐き捨てた。

団体が特定のユニットを名指しして警告を発することは珍しい。そもそもプロレスは反則行為が5カウントまで許容される特殊性を持っており、試合を裁くレフェリーにのみ絶対的な権限が与えられているからだ。

異例とも言える展開に際し、棚橋社長は「ただ相手を痛めつけたり、試合をぶち壊す反則になってしまうので。反則であっても見極めが必要」とH.O.Tの悪質性を指摘。乱入・介入行為は世界中のプロレス団体で横行している側面もあるが「特にファンの間で何とかしてほしいという意見が集まっているのがH.O.Tなので、まずはそこから着手します」と断固たる姿勢を見せている。

しかしこれに対してもEVILは譲らない。「俺らの試合のどこがぶち壊しに走ってんだよ。レフェリーの株もプロレスの株も下げて、中途半端なことばかり言う貴様が一番の悪だろ」と真っ向から対立。「ファンの意見だと? 踊らされやがってバカも大概にしろ。偉大なるアントニオ猪木も言ってただろ。『客にこびるな』と。その教えに背く裏切り者どもの言葉に耳を貸す必要なんてねえんだ、よく覚えとけ」と団体創始者の名前を用いて棚橋を糾弾した。

まったく相いれない両者の主張は、平行線をたどりそうな気配。団体最高峰王座戦を目前に勃発してしまった〝場外乱闘〟の行方はいかに――。

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