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サウナで「ととのう」際にはご注意を! 消費者庁が事故例を列挙、指切断のケースも

東スポWEB / 2024年6月6日 6時14分

ハマりすぎに注意(写真はイメージ)

サウナブームが続いている。サウナ、水風呂、外気浴を数回繰り返すことで得られる快感を「ととのう」と表現するが、事故が増加傾向にあるという。消費者庁は5日、「サウナ浴での事故に注意」として「ルールを守り、体調に合わせて無理なく安全に利用してほしい」と注意を呼びかけた。

幅広い年代の人々にサウナ浴が楽しまれている中、消費者庁には、サウナ室内でやけどや打撲をするなどの事故情報が複数寄せられている。2014年度から21年度までは平均して4件程度だったが、22年度以降はそれぞれ10件となっている。

同庁は代表的な事例をいくつか挙げている。20代女性は、サウナ利用中、10分間ヨガポーズをとり続け、でん部にやけどを負った。30代女性は、サウナでロウリュ(サウナストーンに水をかけ蒸気を発生させること)したところ、高温の蒸気が大量に出て、右手に全治1か月のやけどを負った。

70代男性は、サウナ室で座った状態で意識を失っていた時に接していた部分に重度のやけどを負って、右足の指を5本切断した。10代男性は、サウナから出たところ、頭がくらくらし、足を滑らせ顔面から転倒し、前歯が抜け落ちた。50代女性は、サウナを利用中、心臓発作を起こし3日間入院した。

サウナは上手に使うと健康効果が高い温浴法だが、入り方を間違うと事故や体調を崩すことにつながる。体調に合わせて無理をしないことが肝要だ。

もちろん、アルコールは要注意。「二日酔いだから、サウナでアルコールを抜く」「サウナ後にビールが最高」というのは危険だ。

医療関係者は「二日酔い対策としては、スッキリするのは気分だけで、汗をかいてもアルコールは抜けません。それどころか、アルコールによる脱水症状をさらに促進させ、不整脈のリスクも高めてしまいます。サウナ後のビールというのも、アルコールは利尿作用が強く、脱水につながります」と指摘している。

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