【日本ハム】井端監督が熱視線 田宮裕涼〝侍入り〟に現実味も残された「課題」とは
東スポWEB / 2024年6月7日 6時4分
一気に侍戦士の仲間入りとなるか。日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督(49)が6日、広島対日本ハム戦が行われたマツダスタジアムを訪問。今秋11月に開催される「プレミア12」に向け、試合前練習を視察した。
試合前に広島・新井監督や日本ハム・新庄監督らと談笑。選手のコンディションを含めた意見交換を行った。その中でこの日、目に留まったのが現在のパ首位打者に君臨する日本ハム・田宮裕涼捕手(23)だった。
昨季終盤から強肩、強打を売りに台頭。今季は開幕からチームのレギュラーに定着し、6日現在で打率3割4分7厘でソフトバンク・近藤ら強打者を抑えてパ打率トップに立つ。そんな好守の実力を兼ね備えた捕手だけに井端監督も今秋の国際大会に向け、注目しており「ミート力が高いな、っていう風には見させていただいてましたし、キャッチャーで1年目みたいなものなので。とりあえずこのままいい状態で(試合に)出続けてほしいなとは思います」。
あらためて好印象を語った上でトップチーム入りの可能性を示唆した。
となれば、田宮は「プレミア12」での代表入りが現実味を帯びるが、実際に国際試合に出場できるかとなると課題もある。井端監督が言うように田宮は捕手として今季が実質レギュラー1年目。このため代表クラスの投手陣を操れるかが、カギになるからだ。
田宮の打力は現在の数字にも表れているように申し分ない。だが、一流投手のリード面に関しては細心の注意が要求される。特に国際大会では投手をけん引する捕手の力量が試合の勝敗を分けることも珍しくない。侍ジャパン代表メンバーの捕手は長年マスクをかぶり続け、強肩やリードに定評があるソフトバンク・甲斐を筆頭に今年3月の強化試合・欧州代表戦でも招集された広島・坂倉らが有力視される。井端監督はこの日も、その坂倉と試合前に談笑。「今年1年結果を出して、また(代表に)来てほしいな、っていうところは伝えました」と語った。捕手としての実績や国際大会の出場経験が乏しい田宮が、こうした経験値と実績の高い捕手陣の中にくい込めるのか。
その田宮は8日の広島戦でプロ初となる「4番」で先発出場。4打数2安打と打撃で抜てきにこたえたが、チームは1―3で敗れて2連敗を喫した。「打てる捕手」は日本代表にとって必要不可欠。それだけに田宮の侍ジャパン入りへのアピールは今後も続く。
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