【広島】プロ初〝4番弾〟の末包昇大 守備では秋山翔吾の「戒めワード」胸に鍛錬の日々
東スポWEB / 2024年6月7日 6時5分
鯉の和製大砲が真価を発揮した。広島は6日の日本ハム戦(マツダ)で3―1と快勝。末包昇大外野手(28)がプロ初の4番弾で気を吐いた。
今カードから4番に抜てき。この日は初回二死二塁で相手先発・鈴木健の直球をライナーで左翼席へたたき込んだ。5号決勝2ランでチームを勝利に導き、試合後は「日を追うごとに成長していきたい」と4番3試合目で飛び出した一撃に胸を張った。
2年目の昨季、11本塁打と頭角を現わしながらも「もう28歳…。3年目ですけど、決して若くはない」と語るなど今季はレギュラー取りへ勝負をかけて臨んでいる。チームで数少ない長打を打てる和製大砲として、新井貴浩監督(47)も次代の4番候補として期待しており、5月8日の一軍昇格以降は全試合でスタメン起用されている。
それだけに末包は「そこはもう、常に頭に。今、ありがたいことに毎日、試合に出さしてもらっているので余計にですね」と言い切る。先輩のベテラン・秋山翔吾外野手(36)との会話の中で得た〝戒めワード〟も胸に秘め、日々の試合に臨んでいるという。
その言葉とは「打てなければ、試合に出れない。でも、守れなければレギュラーにはなれない」というもの。打撃が最大のセールスポイントとなっている和製大砲は現在、左翼手としてもレギュラーポジションを奪うべく奮闘中。中堅を守る名手の先輩からは守備面でも常日頃から助言や叱咤激励を受け「外野手」としてもレベルアップに励んでいる。
昇格以降、左翼で15試合、右翼で8試合と中堅を守る秋山の〝横〟を固めつ日々が続く。試合中の守備など連携を仰ぐ先輩からは単に厳しいだけはなくお褒めの言葉をもらう機会もあり、ひそかなモチベーションにもなっている。自らがバットで本塁打を含めた快打を記録した際には「アキ(秋山さん)からも『オマエのパワーはチームにとって大事だよ』と(言われる)」といい、次のイニングの守備につく際に必ず秋山は貢献したことに関してお辞儀でたたえてくれているという。
バットで中軸、守りでも欠かせない右の外野手と言えば、広島では鈴木誠也(現カブス)が記憶に新しい。ちなみにここまで自らが本塁打を放った試合は全勝だ。「勝った要因として、自分のホームランがあげられるのはいいこと」と言葉に力を込める末包は地道な鍛錬と好守で、その後継者を目指していく。
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