ヘンリー王子とメーガン妃が英国の一大セレモニーを欠席 王室から招待状届かず

ヘンリー王子とメーガン妃（ロイター）

ヘンリー王子とメーガン妃は、君主の公式誕生日を祝う英国の一大セレモニー「トゥルーピング・ザ・カラー」の出席リストから２年連続で外された。米ピープル誌が６日までに報じた。同誌は「ヘンリー王子夫妻には招待状が届かなかった」と伝えている

チャールズ国王は６月１５日に行われる君主の誕生日を祝うセレモニー「トゥルーピング・ザ・カラー」に妻のカミラ王妃とともに出席する。２人は馬車に乗ってバッキンガム宮殿に到着する予定だ。セレモニーでは軍旗行進に１４００人以上の兵士、２００頭の馬、４００人の音楽家が集まり、英国空軍の飛行ショーなどが盛大に行われる。どの王室メンバーがバルコニーに登場するのかまだ確認されていない。

また、がんと闘病中のキャサリン皇太子妃が出席するかは不明だが、メーガン妃とヘンリー王子には招待状が出されていないため、欠席となる模様だ。

ヘンリー王子とメーガン妃は王室在籍中の２０１８年と１９年に「トゥルーピング・ザ・カラー」に参加。２０年と２１年は新型コロナウイルス禍で規模が縮小された。２２年には参加したものの、以前のようにバッキンガム宮殿のバルコニーで王室メンバーに加わることはなかった。その代わり、他の非公式の王室メンバーとともにホース・ガーズ・パレードの上の部屋から祝賀行事を眺めた。

低い扱いに続き、２年連続で招待状が届かないということは、王室から完全無視されたことになる。王室はヘンリー王子夫妻と断絶から絶縁に向かっているのかもしれない。