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【広島】大瀬良大地 史上90人目のノーヒッター達成「ちょっと信じられない」 チームもセ首位浮上

東スポWEB / 2024年6月7日 22時10分

ロッテ打線につけ入るスキを与えなかった広島・大瀬良大地

広島・大瀬良大地投手(32)が7日のロッテ戦(マツダ)で史上90人目のノーヒットノーランを達成した。内容は9回129球を投げて無安打無失点、2三振5四球(味方の失策ゼロ)だった。

自身初の快挙で、球団では2012年の前田健太投手(現タイガース)以来、12年ぶりの偉業達成となった。

2019年以来となるロッテ戦登板。鯉党の大声援をバックに初回を三者凡退とし、2回には一死から中村に四球を与えるも、その後は走者を許さず快投を続けた。145キロ前後の直球を主体に多彩な変化球をまじえながらロッテ打線を翻弄。6回、8回にそれぞれ1人ずつ四球で走者を出しながらもスコアボードに「H」マークを点灯させなかった。

9回には二死から、あと1人となったところで2番・角中、3番・高部に2者連続の四球。やや顔をしかめた大瀬良のもとにベンチからコーチ、周りのナインも駆け寄ったが、マウンド上の右腕は冷静さを失わなかった。続いて迎えた4番・ポランコを右飛に抑えると、チームメートが一斉に押し寄せ、祝福のウォーターシャワーを浴びせられた。

チームも4―0で快勝。今季3勝目(0敗)とともに金字塔を打ち立てた大瀬良はヒーローインタビューで開口一番「ちょっと信じられないというか、自分のことじゃないようです」とコメント。そして「そういったものとは無縁だと思っていたんで、今日も粘り強く投げたいなと思いました」と述べると「いつ打たれるかなあと思いながら投げてましたが、9回にダグアウトで大きな声援を受けて、せっかくここまで来たなら達成出来たらいいなと。最後の気力を振り絞って投げました」と続けた。

また、最後にポランコを打ち取った右飛について「(右翼手の)野間がちゃんと捕ってくれと思いながら」と口にするとスタンドは大爆笑。「最高の瞬間を皆さんと分かち合えて幸せです」とも述べ、万雷の拍手を浴びた。

この日の勝利でチームもセ首位に浮上。背番号14の快挙達成で鯉も勢いを増していきそうだ。

今季のNPBでノーヒットノーランを達成したのは5月24日阪神戦で巨人・戸郷翔征以来2人目。広島では12年4月6日の前田健太以来、12年ぶり。外木場義郎(3度)、藤本和宏、佐々岡真司、前田健太に次いで5人目7度目。マツダスタジアムでの達成は初となる。

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