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【阪神】佐藤輝明が大復活!守備でも魅せた 岡田監督「ちょうどよかったやろ、躍動感見えて」

東スポWEB / 2024年6月7日 22時36分

出塁した佐藤

やっぱりこの男がおらなアカンねん! 阪神・佐藤輝明内野手(25)が、7日の西武戦(甲子園)で一軍復帰し、マルチ安打を放った。

2回には一軍再昇格後の初打席を迎えると、スタンドに詰めかけた虎党の大声援に応えた。西武先発・與座の4球目の127キロ直球を中前に運んで出塁。渡辺も中前打で続き、坂本の犠打で一死二、三塁とした。続く木浪の打球は内野ゴロとなったが一塁・中村が弾いた間に、三走・佐藤輝が本塁へヘッドスライディング。

先制点をもぎとり、ここまで交流戦8試合中7試合で2得点以下と苦しんでいたチームを勢いづけた。さらに、1点リードで迎えた5回には2番手・中村から前打を放ち、状態の良さをアピール。「甲子園は歓声がすごいので、それを力に変えてプレーできました。先制点につながったのが1番。センター方向を意識していい当たりが出たので良かったです」と汗をぬぐった。

また、守備でも〝美技〟を連発。5月14日の中日戦(豊橋)では、二軍降格の一因となった敗戦につながる痛恨の失策を喫していたが、ファームでの猛特訓もあり、見違える姿を見せつけた。「いいプレーができてよかったです。継続して打つ方も守る方もやっていきたいです」と言葉に力を込めた。

岡田彰布監督(66)も、打撃について「5試合連続ちゃうか? 1打席目にヒット、ファームから。それだけゲームに集中してるいうことやろ」と評価。好守についても「足動かなアカン打球ばっかり飛んでたからやろ(笑い)。ちょうどよかったやろ、躍動感見えてな」とにんまり顔で振り返っていた。チームは5―1で快勝。交流戦2勝目を挙げ、貯金を1とした。

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