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【阪神】伊藤将司が久々一軍で7回1失点 打球直撃にはヒヤリ「骨からはちょっとズレてた」

東スポWEB / 2024年6月7日 22時54分

7回に打球を足に受け、マウンドでうずくまる阪神・伊藤将司(右)

阪神・伊藤将司投手(28)が7日の西武戦(甲子園)に先発し、7回1失点の力投で今季2勝目をゲットした。

この日は、二軍調整を経て中26日でのマウンド。初回二死から栗山に左前打を許したが、そこから12人連続でアウトを奪った。5回には二死から西川に四球を許し、古賀の右前打で一、三塁のピンチ。続く長谷川の適時左前打を浴びたが、与えた得点はこの1点のみだった。「一軍に復帰して自分にとっては大事な試合だったので。7回1失点は良かったと思います。不安もありましたけど、内容はよかったのでホッとしてますね」。

4点リード7回にはアクシデントに見舞われたが、気合の投球を見せた。先頭・山野辺の強い当たりが左ヒザ付近を直撃。一塁へ送球できず、ヒザをついたままその場にうずくまった。安藤コーチとトレーナーに付き添われながら一度ベンチ裏へ下がったが、再びマウンドへ。無死一塁から西川、古賀、炭谷を3人で切って取った。「痛って感じでしたが、大丈夫だったんで。『いきます』って言いました。骨からはちょっとズレてたみたいです」と患部の状態を明かした。

また、7失点(自責5)を喫した前回登板の5月11日、DeNA戦(横浜)では、失点につながる失策を犯した佐藤輝だが、この日は好守を披露。左腕は「すごくキレのある守備をしてくれていたので。反省しているなと(笑い)。試合中にも2回ぐらい声掛けしてくれて、(ドラフト)同期だなと思いました」と笑顔で振り返った。

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