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【新日本】NEVER王者・鷹木信悟 団体の〝ベルト向上〟案に持論「本当に絞ってもいいと思うよ」

東スポWEB / 2024年6月8日 5時13分

NEVER無差別級王者の鷹木信悟

新日本プロレス9日大阪城ホール大会でHENARE(31)とのV3戦に臨むNEVER無差別級王者・鷹木信悟(41)が、団体が示した「ベルトの価値向上」の指針に対し、持論を展開した。

挑戦者のHENAREは2月大阪大会で頭部裂傷を負い、5月30日後楽園で戦線復帰した。鷹木は「早々にタイトルマッチなんて、俺は準備運動の相手じゃねえぞ。善戦なんて誰も求めてないからなって。とはいえ去年の戦績では1勝2敗で負け越してるから、タイトルマッチでしっかり叩き潰したい思いはあるよ」と迎撃に自信を見せる。

「俺は大阪城ホールの後のことも見据えているからね。海外で大きな大会もあるし。新日本のベルトをほとんど海外勢が持ってるから、日本には鷹木信悟がいるっていうのは見せるにはちょうどういいかなと」と米国・AEWとの合同興行「Fоrbidden Dооr」(30日=日本時間7月1日)へ王者としての出撃を見据えた。

そんな中で新日本の王座戦線は、過渡期を迎えている。棚橋弘至社長は就任半年会見で示した指針の中に「ベルトの価値向上」を掲げ、それぞれのタイトルのコンセプトを明確化することを予告した。新日本の管理王座が13にまで増えていることにも疑問の声が上がっている。

鷹木も現役王者として、現状には思うところがあるという。「確かにベルトは多すぎるよね。価値の順序は分からない。俺自身、NEVERでしっかり内容は見せてるつもりだけど、福岡(5月4日)ではIWGPの冠がついた2試合が後に組まれるわけで。ただ、俺とゲイブ(キッド)のNEVERでオンリーワンを提供できた自負はあるから、客が求めてるものと提供しているものにズレが生じてるかもしれないよね」と分析。

「会社としてはベルトが多い方が、タイトルマッチがたくさん組めて興行がやりやすいんだろうけど、レスラーとして見たら目指すものがたくさんありすぎるのはどうかと思うので。海外で争うものを日本に持って来たり、何でもかんでも混ぜすぎだったんじゃないかな」と問題点を指摘した。

鷹木自身も2023年に、トロフィーで競われていたKOPWのタイトルにベルトを持ち込んだ〝前科〟がある。それだけに「絞るなら本当に絞ってもいいと思うよ。上村(優也=現KOPW保持者)みたいにタイトルホルダーなのにポンポン負けて、価値がなくなるくらいなら廃止してもいいと思うし。もうごまかせないよ、ファンは。本物しか生き残れない」と、本格的なタイトル数の見直しを提言する。

「そんな中でNEVERに関しては、(IWGP)世界ヘビーよりもGLOBALよりも歴史があるわけだから。俺が改めて価値を見いだしていきたい。プロレスとは戦いなんだ、というものを俺が見せていきたいと思う」と、王者としての公約を掲げていた。

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