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【熊本競輪】6月15日のプレオープン、7月の本場開催へ内覧会を実施

東スポWEB / 2024年6月8日 15時8分

テープカットを行う大西一史熊本市長(左から2人目)ら

2016年4月の熊本地震で大きく損傷し、休催していた熊本競輪場はメインスタンド、バンク等のリニューアルを終え、6月15日からは新スタンドでの場外発売をスタートする。7月20日からのF1「令和6年能登半島地震復興支援 熊本競輪再建記念」で本場開催を8年4か月ぶりに再開する。プレオープンを目前に控えた7・8日、内覧会及び記念セレモニーが開催された。

生まれ変わった競輪場は以前のメインスタンド、サイドスタンド、バックスタンドの3構成からメインスタンドのみにコンパクト化。耐震補強、大規模改修されたホーム側のメインスタンドは5月に完成した。入場は無料で2階の一般観覧席は412席。3階の有料エリアは特別観覧席106席(1000円、場外500円)、最大3人のグループ席2席(1000円、場外500円)、ロイヤルシート11席(3000円)、最大5人のロイヤルボックス2室(1室1万2000円)と多くの人が楽しめる。

バンクはこれまでの周長500メートルから400メートルへ変更。みなし直線距離は60・3メートル、センター部路面傾斜は約34度。1センターにある大型ビジョンは従来のものを使用する。

8日の記念セレモニーでは主催者の大西一史熊本市長が「災害を乗り越えて復興した熊本競輪場を多くの皆さんにご利用いただきたい。平時は競輪競技、あるいは地域のイベントで、いざ災害が起きた時には命を守る拠点として、この場所が長く親しんでいただける施設となるよう全力を上げて頑張っていく」とあいさつ。来賓とテープカットを行った。

熊本競輪では今年度、70日の本場開催を予定しており、秋にはミッドナイトレース、10月3~6日にはGⅢ「開設74周年記念 火の国杯争奪戦」が行われる。2026年2月には14年ぶりの特別競輪となるG1「全日本選抜」を開催することが決まっている。

熊本競輪再興を願ってきた選手、関係者、ファンの思いが詰まった総工費53億円をかけたプロジェクトはバンク、メインスタンドのリニューアルのほかにも選手管理棟の大規模改修、選手練習棟を新設した。残りの駐車場、サービスセンター等の完成を経て、2025年度中のグランドオープンを予定している。止まっていた時間が動きだした。

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