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【ソフトバンク】今宮健太 9回V打も謙虚「川瀬の走りと井出コーチのファインプレー」

東スポWEB / 2024年6月8日 19時57分

9回を締めたオスナ(右)とハイタッチするソフトバンク・今宮健太

これが常勝軍団の底力だ。ソフトバンクは8日のDeNA戦(横浜)に5―3で競り勝ち、3カード連続の勝ち越しを決めた。

セ界が誇る最強左腕を〝脇役〟が見事に攻略した。両軍無得点のまま迎えた5回一死一、二塁から東の投じた144キロ速球を中前へ打ち返し、先制したのは7番・甲斐。さらに7回一死一塁から代打で登場し、左右間へ豪快な今季1号2ランを叩き込んだのは嶺井だった。

相手先発の東は昨季、最多勝と最高勝率の投手2冠に輝き、今季もここまで無傷の4勝をマーク。そんな難敵に3番・栗原と4番・山川がそろって3打数無安打に抑えられたが、主軸が鳴りを潜めれば伏兵がしっかりと穴を埋める。これができるのが選手層の厚いホークスで、東を7回3失点で降板させた。

一方、先発のスチュワートは6回無失点の好投だったが、8回に登板した3番手・松本裕がオースティンに同点3ランを被弾。いやな展開となったが、ここでも仕事人が勝利を手繰り寄せた。9回先頭・川瀬が安打で出塁すると周東が犠打でキッチリ送り、一死二塁から今宮健太内野手(32)が中前打。中堅は前進シフトだったが、井出三塁ベースコーチは迷わず二走・川瀬に本塁突入を指示した。

中継に入った二塁・牧がお手玉し、その間に川瀬は生還。これが決勝打となったが、今宮は試合後のヒーローインタビューで「真芯だったので(走者が)還ってくることはないと思っていた。川瀬の走りと井出コーチのファインプレー」とギャンブルに踏み切った2人に最敬礼した。

また、今宮は遊撃手で球団最多タイとなる1494試合出場となった。前身の南海で1961年かた74年までプレーした小池兼司に並んだ名手は「ここまでこれたのも自分自身だけじゃなく、今までの監督やコーチ含めいろんな人に感謝しながら野球を続けたい」とも語った。

貯金を今季最多の21とした鷹。交流戦首位も目前だ。

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