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【西武】高橋光成 現状続けばMLBでは〝お試し価格〟契約…1歳年取れば評価下がるリスク

東スポWEB / 2024年6月9日 6時14分

阪神戦も勝利投手とはならなかった西武・高橋光成

とうとう借金は「20」に到達した。西武は8日の阪神戦(甲子園)に1―4と敗れ、今季3度目の6連敗。交流戦開始と同時に移行した渡辺監督代行体制になって3勝8敗。この敗戦で苦しんでいた阪神に替わり、交流戦でも最下位に転落した。

先発・高橋光成投手(27)は3回に中野の適時二塁打など長短4安打を集中され3失点、5回にも1点を献上し、5回7安打4失点で降板。今季8度目の登板でも勝ち星は遠く、ここまで未勝利の6敗目。防御率は4・47と散々だ。

オフの契約更改で2年連続、メジャー移籍希望を訴え今季を「勝負の年」と位置付ける〝エース右腕〟は開幕から2カ月以上が経過し、まだ白星がない。内容的にも登板8試合でクオリティースタート(6回以上で自責点3以内)が3試合と寂しい数字。「今日の調子的にはよかったと思います。ボール自体もよかったですし、ストライク先行で攻めることができていました。ただ、3回と5回の失点したイニングでは連打からの失点というところは反省です」とどこか噛み合っていないコメントを残している。

評価する側のメジャーも「今年は投げている球の質が去年と比べてよくない。このまま改善が見られなければ、評価は難しくなっていくと思います。彼のエージェントが何とかするのかもしれないが、普通に考えれば〝お試し価格〟にならざるを得ないでしょう」(東海岸球団スカウト)とシビアだ。

何らかの理由でよほど高橋光を欲しがっている球団がない限り、どんならつ腕代理人が交渉に当たっても現状では「お試し価格」が精いっぱいとのこと。つまり5人の先発ローテーション入りを確約される契約ではなく、春季キャンプ、オープン戦でチャンスを与えられ5枚目のポジションを争う微妙な立ち位置というのが、リアルな高橋光の現在の評価ということになる。

1歳年を取れば自動的に評価も下がっていくMLBで、来年2月に28歳を迎える高橋光が立て直しを図るために、渡米を1年先送りにするリスクを犯せるのか。今季の調整失敗が自らの未来を不透明なものにしている。

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