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【バレーボール】石川祐希ら男子人気に〝伸びしろ〟「川合俊一さんの時はもっとすごかった」

東スポWEB / 2024年6月9日 6時19分

NLで活躍を見せた男子代表の石川祐希(左)、西田有志(中)、高橋藍

〝伸びしろ〟はたっぷりだ。バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド男子第2週福岡大会5日目(8日、北九州市・西日本総合展示場)、前回大会銅メダルの日本はスロベニアに3―1で勝利。通算成績は6勝2敗となった。

自国で行われた日本戦は大盛況で幕を閉じた。この日は悪天候に見舞われるも、練習場と会場を結ぶ移動経路に設置された「ファンゾーン」に多くのファンが集結。スロベニア戦も試合開始1時間前に選手が会場入りしたタイミングに合わせ、200人以上のファンが雨の中で黄色い歓声を送った。

今大会の男子代表戦のチケットは全て完売。それでも、開幕前から選手を一目見ようと、会場に足を運ぶファンもいた。2日に会場を訪れたあるファンは「男子のチケットは買えなかったけど、選手たちを見に来た。石川(祐希)選手かっこいいです」と大興奮。グッズの売り上げも順調で、午前中の段階で一部選手のグッズは完売になった。別のファンは「推しの選手のユニホームを買えませんでした」と肩を落としていた。

大会関係者からは「去年のVNL(名古屋大会)と比べたら、よりファンの数が増えているのでは」との声も飛び出すなど、男子代表の注目度は右肩上がり。しかし、古参のバレーボール関係者は「時代が違うから何とも言えない部分もあるけど、川合俊一さん(現日本協会会長)の時はもっとすごかった」と証言。まだ全盛期には及んでいないという。

ただ、裏を返せばさらに人気がアップする可能性を秘めている。現在の男子代表は主将・石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)、西田有志(パナソニック)ら人気と実力を兼ね備えた選手が複数在籍。金メダルに輝いた1972年ミュンヘン大会以来となる五輪での表彰台も現実味を帯びている。

この日はVNLで無敗だったスロベニアから白星を奪取し、パリ五輪のシードに関わる「世界ランキング5位以内」を死守。チーム2位の16得点を挙げた高橋は「五輪に向けていい戦いになった。ここでしっかり勝っておくことで、五輪で戦う時のスロベニアのメンタルも違う。日本に勝つイメージを持たせないことが五輪にもつながってくる」と手応えを口にした。

パリ五輪でメダルを手にすれば、さらなるフィーバーが巻き起こること間違いなし。男子バレー界は無限の可能性を秘めている。

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