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【RIZIN】極真世界王者・上田幹雄が〝リミッター解除〟予告「RIZINのベルトが欲しい」

東スポWEB / 2024年6月9日 6時31分

計量をクリアした上田幹雄

真価を見せる。格闘技イベント「RIZIN.47」(9日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、シェミスラブ・コバルチェク(26=ポーランド)と対戦する元極真空手世界王者の上田幹雄(29)が意気込みを語った。

5歳から極真空手を学んだ上田は、2019年11月に開催された「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」を日本人として16年ぶりに制覇。21年に満を持して総合格闘技(MMA)に転向すると、初戦で高阪剛にTKO負けを喫するも、その後3連勝を飾った。今回はポーランドのMMAイベント「KSW」から送り込まれた期待の新鋭コバルチェクとの国際戦に臨む。

今後への試金石ともいえる試合だが、上田は「追い込みが終わった後、自分に『よくやった』と言えるほどの稽古をやってきたので『上田すごいな』と思ってもらえる試合ができると思います。蹴りでデカい海外の選手も黙らせるくらいの試合をしたいと思います」と拳を握る。

相手を「デカくてリーチが長くて僕が思う海外の選手」と分析した上で「こういった選手が海外にはゾロゾロいると思うので、絶好の相手だと思います」と力を込めた。

その言葉通り、体格には差がある。身長188センチの上田に比べ相手は5センチ高い193センチ。体重も前日計量では上田が111・3キロだったのに対して、コバルチェクは114・65キロだった。並び立つとその数字以上に差は歴然で、当日はさらなる体重差になることが予想される。

だが、上田は「僕は大きい選手の方がやりやすくて。空手の話になっちゃいますけど、世界大会の時とかもライト級、ウエルター級の人よりもヘビー級の人とやる方がやりやすいんですよ」と意外な言葉を口にする。

その理由を「自分の良さが生かしやすいからなのかなとは思います。僕はこの身長、体重で動けるスピードに自信がある。デカい相手はそれを生かせるので、自分の自信があるところで勝負できるんです。だから今回も『思いっ切りいけるかな』っていうイメージはあります」と〝リミッター〟を解除しての戦いに舌なめずりした。

勝利の先に見据えるのはズバリRIZINヘビー級王座の戴冠だ。同王座は未創設だが「MMAに行ってるのに紹介が『極真世界王者』じゃないですか。もちろん、それはうれしいし誇りなんですけど、MMAファイターになったからにはMMAの肩書が欲しくて。特にRIZINのベルトが今、欲しいんです」と力説。

「しっかり勝ち続けていきたい。それで『ベルトを作ってほしい』って言い続けようと思っています。そのためには勝つのは当たり前で勝ち方が求められると思うので」。悲願達成のためにも、このまま連勝を続けたいところだ。

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