岡村孝子がテレビに出ないわけ〝風説〟に反論 ソロデビュー4年目「決して…」
東スポWEB / 2024年6月9日 10時21分
【今週の秘蔵フォト】1981年に椙山女学園大学星ヶ丘キャンパス在学中、同級生の加藤晴子とデュオ「あみん」を結成。82年春のヤマハポピュラーソングコンテストで「待つわ」を歌い、グランプリを受賞したのが岡村孝子だ。同曲は同年のオリコン年間売り上げ1位となる大ヒットを記録して、フツーの女子大生デュオは一気にスターダムにのし上がった。
「あみん」は83年に活動を休止。岡村も音楽界から身を引くが、復帰を求める声が絶えず85年にソロシンガーとして再デビューを果たした。女性ファンの人気は根強く、アルバムの総売り上げは600万枚以上に及び、現在も活躍中だ。
88年12月11日付本紙にはソロデビュー4年目を迎えた岡村のインタビューが掲載されている。見出しは「彼女の曲は心のオアシス そんなファンが急増」。聴く側に癒やしを与える存在となっていた。当時26歳。7月に発表した4枚目のアルバム「SOLEIL」(ソレイユ)は「レコード大賞優秀アルバム賞」を受賞。当時行っていた13都市の全国ツアーもチケットが即日完売するほど絶好調の時期だった。
「ソロデビューしてからの3年間は、やっぱりアッという間だったけど、気持ちとしてはまだ3年なの?という気分。何となく5年分働いたような気がして…」と苦笑いを見せた。
ソロ後は「テレビに出ないアーチストの1人」となったが「『あみん』の時はビジュアル先行で活動してきたから、今度は曲を先行させたいと思って…。でも決して出演しないってわけじゃないんです」と語った。
翌年の夏には初のビッグイベントとして野外コンサートも企画中だと明かした。「今までにやっていないコンサート形式でファンサービスをします」と笑顔を見せた。ここから30年以上、今でも美しい歌声をファンに届けている。
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