ヘンリー王子が「スペア」の続編を出版すれば、王室との関係は終わる 王室専門作家

ヘンリー王子（ロイター）

ヘンリー王子が「スペア」の続編を出版すれば、王室との関係は終わると王室専門作家が主張した。英紙ミラーが８日、報じた。

２０２３年に刊行した回顧録「スペア」をめぐって、ヘンリー王子は父チャールズ国王および兄ウィリアム皇太子と対立した。

ヘンリー王子のベストセラーに続く第２作が出るかもしれないというウワサが飛び交う中、王室専門家は、いかに悲惨な結果をもたらすかを警告している。ミラー紙のインタビューで、王室専門家のトム・クイン氏は、「続編を出すことは、ヘンリー王子と家族との関係の終わりを意味するだろう」と語った。

「ケンカやいじめについてのさらなる暴露本が出版されれば、ヘンリー王子と家族との関係は間違いなく最終的な終焉を迎えるだろう。いずれにしても、すでに家族との関係はほとんど残っていないのに」と述べた。

ヘンリー王子は父であるチャールズ国王や王室との関係修復に前向きのようだが、簡単なことではなさそうだ。

王室の情報筋によると、ヘンリー王子は「確執に終止符を打ちたい。事態がこうなってしまったことを後悔している」と周囲に話しているという。

また、同情報筋は「ヘンリー王子にプランＢはないと思う。家族との関係を修復することが唯一の選択肢だ。長年にわたる家族へのさまざまな非難によって生じたダメージを修復することがいかに難しいか、ようやく身に染みて分かったようだ」と指摘している。