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【RIZIN】ベイノア 3R前に出て判定勝ち「王者になるためにやっているのは変わらない」

東スポWEB / 2024年6月9日 17時24分

ジョニー・ケース(左)を攻める〝ブラックパンサー〟ベイノア

格闘技イベント「RIZIN.47」(9日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、〝ブラックパンサー〟ベイノア(28=米国)が、ジョニー・ケース(35=米国)に判定3―0で勝利した。

ベイノアは前戦4月の「RIZIN.46」で井上雄策と対戦して判定勝ち。しかし序盤から打撃で見合う展開が多くなり、その消極的とも見える姿勢に試合中ブーイングが飛ぶ事態になった。

これを受けてベイノアはRIZINの公式動画で謝罪する事態になったが、そんな〝いわくつき〟の試合からの連戦はさらに混迷を極めることになる。なんと前日計量で対戦相手のケースが計量を1キロオーバーの72キロでパスできず。協議の結果、試合はケースにレッドカードが1枚出た状態でスタートし、ケース勝利の場合はノーコンテストとなるルール行われることになった。

榊原信行CEOからもハッパを受け「負ける勇気を持って勝ちに行く」と意気込んでいたベイノアは、負けがなくなった試合でどんな戦いを見せるのか。注目された試合だが、1ラウンド(R)はフックを振り回すケースの圧力を前に後手になる展開が続く。さらにパンチからタックルにつながれて2度のテークダウンを許すがなんとか立ち上がり致命傷は受けず。しかし自らなかなか攻められず、終盤には「ABEMA PPV」などでの配信で解説を務めた高阪剛氏から「ここは行くとこだな…」と指摘された。

2Rはジャブを打ちつつ距離を測るケースにベイノアも蹴りで応戦。終盤には組み付かれたが巧みに体を入れ替えてポジションを譲らなかった。そして迎えた最終3Rでは序盤にケースのタックルを受けるとそのまま場外に転落するアクシデント。しかしリングに戻ると、疲労の見えるケースに対してベイノアはついに前に出始める。その姿勢に観客席からはブーイングではなく拍手が発生だ。放送席の高阪氏も「行けよ…」とその背中を押すかのようにつぶやいた。

試合はそのまま終了しベイノアが判定3―0で勝利。「いやー…、ジョニー強かったです」と振り返ると「なんとか勝ちを拾えた。RIZINの王者になるためにやっているのは変わらないのでやっていきます」と先を見すえる。その上で「それにはまだまだ成長が必要だと思う。1試合1試合用意された相手に勝っていけば頂点が見えると思うので」と闘志をみなぎらせた。

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