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【阪神】才木浩人7勝 8回途中までノーヒッターの快投 岡田監督「完全いくかなと思っとったけどな」

東スポWEB / 2024年6月9日 19時16分

ヒーローに選ばれ、リリーフカーに乗る阪神・才木浩人

阪神・才木浩人投手が9日の西武戦(甲子園)に先発登板し、8回1安打無失点の快投を披露。8回一死までノーヒットノーランとレオ打線を抑え込む圧倒的な投球内容で、ハーラー単独トップの7勝目を挙げた。チームは3―0で勝利し、対西武3連戦のスイープに成功。巨人が敗れたため、チームは2位に浮上した。

ゲームを完全に支配した。「直球が良かった。思ったよりも体が動いていたし、初回から出力も出ていた」と試合後の右腕が振り返った通り、最速155キロの直球を軸とした力強い投球で凡打を量産した。

一塁側ベンチから見守っていた岡田監督も「相手のバッターのスイングとか見たらな。ひょっとしたら俺の中では完全(試合)いくかなと思っとったけどな。(3回に)四球出してな。安藤(投手コーチ)とは『これでノーヒットノーランやな』って話しとったわ」と早い段階から〝快挙達成〟を予感していたという。

山野辺に右翼フェンス直撃の三塁打を浴び、「あとアウト5つ」とした時点で大記録への夢は消えた。「意識しないわけにはいかなかったですけどね。風に流されたのは仕方ないです。そういうチャンスはなかなかないので悔しいですけどね。いつかまた次にノーヒットノーランができれば」と悔しさもにじませたが、後続をキッチリ打ち取り無失点のままマウンドを降りた。

背番号35は前回登板のロッテ戦(2日、ZOZOマリン)でも6安打完封で1―0の勝利に大貢献し、チームの連敗を5で食い止めたばかり。今季ここまで11試合に先発登板し、防御率は1・19。今や事実上のエース格としてチームを支えている。

「才木は完全に一皮剥けましたね」と報道陣から水を向けられた岡田監督は「そんなんオマエ、剥ける皮もうないやろ。去年も勝ってるピッチャーなのに。新人とちゃうんやから」とニヤリ。最大級の賛辞で孝行ムスコへの全幅の信頼を示した。

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