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【新日本・BOSJ】デスペラードが石森太二との決勝制しついに初V Jr.王者SHOに金網戦を提案

東スポWEB / 2024年6月9日 21時17分

優勝旗とトロフィーを受け取ったエル・デスペラード

新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」は9日大阪城ホール大会で決勝戦が行われ、エル・デスペラードが石森太二(41)を撃破し、悲願の初優勝を果たした。

ともにIWGPジュニアヘビー級王座(現王者はSHO)の戴冠歴を持ちながら、BOSJにだけは縁がないトップ選手同士の決勝戦。団体最高峰のIWGP世界ヘビー級王座戦(王者ジョン・モクスリー対挑戦者EVI)を差し置いて大阪城のメインに据えられた一戦は、戦前の予想通りハイレベルな応酬の連続となった。

ラ・ミスティカ式Bone Lockをマフラーホールドに切り返したデスペラードは、ピンチェ・ロコに移行。しかし、カナディアンデストロイヤーで脱出を許すと、急所蹴りからの外道クラッチであわやの場面を作られた。

打撃戦からスピアーを決めたデスペラードはピンチェ・ロコをさく裂させたが、3カウントは奪えない。旋回式ブラディークロスからのリバースブラディサンデーで反撃を許してしまう。

それでもブラディークロスだけは許さない。垂直落下式リバースタイガードライバーで再逆転に成功し、最後はこん身のピンチェ・ロコでついに頂点をつかみ取った。

試合後のリング上では石森の強さを認めた上で「石森さん、あの人が言ったんだ。プロレスは人気者とか、顔がいいとかじゃない。強いヤツが勝ったんだ」と勝ち誇った。

しかし、そんな余韻をぶち壊したのが、2月札幌大会でデスペラードからIWGPジュニア王座を強奪したSHOだ。花道に姿を現すと「オイオイオイ、ということはよ! 俺の方が強いってことやろうが。そのトロフィー持つなら、この俺に勝ってからやろ」と対戦を要求された。

H.O.Tの乱入もあってベルトを失ったデスペラードは「お前いつも人呼ぶだろ」とけん制。何度も確認した上でSHOから「呼ばねえっつってんだろ!」と言質を引き出すと「一人でタイトルマッチやってくれるの? じゃあ文句ねえわ。誰も入れないように、金網つけよう。金網をつけるだけだから。どうせ人が入って来ないんだから一緒だろ」と提案し、何と金網マッチ形式での王座戦が急浮上した。

もともと試合会場のキャパシティーや試合順にはこだわらないスタンスだったが、ジュニアの未来を考えれば決勝戦のステージが大阪城のメインにたどり着いた意義は大きい。

「試合前はガタガタ講釈垂れてましたけど、たくさん席があるところに人が座ってくれてるとうれしいですね。デカいとこのメイン、ジュニアが任されたっていうのは次につながるんじゃないかと思います」と振り返ったデスペラードが、ついにBOSJを手に入れた。

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