【ノア】流血の清宮海斗 怒りの閃光魔術弾をゲイブ・キッドに発射「お前を血祭りにしてやるよ！」

怒りの清宮海斗

ノアのＧＨＣヘビー級王座戦（１６日、横浜ＢＵＮＴＡＩ）に不穏な空気が漂っている。

同王者・清宮海斗（２７）はＶ１戦で新日本プロレス「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」に属するゲイブ・キッド（２７）を迎え撃つ。９日の東京・後楽園ホール大会で行われた前哨戦で清宮は同じ「オール・レベリオン」の拳王と組み、ゲイブ、ジェイク・リー組と対戦した。

５月６日の日本プロレスリング連盟設立第１弾大会「ＡＬＬ ＴＯＧＥＴＨＥＲ」（日本武道館）でゲイブに襲撃されベルトを強奪されたことで、因縁が勃発。この日も盗んだベルトを掲げ入場したゲイブに「プロレスリング・ノアのクソファンども、俺がチャンピオンだ！ カイトをぶっ潰してやるよ！」と暴言を吐かれ、団体最高峰王座を場外にぶん投げられた。

悪逆非道な挑戦者に大激怒しながら全速力で入場した清宮は、ゲイブに馬乗りになりエルボーを連発。その後も両軍が会場中で乱闘を繰り広げ、観客からは悲鳴が上がった。

１７分を過ぎても２人はリングに戻らず。パイプイスを持ったゲイブからフルスイングで頭部を強打された清宮は、額から血を流す大惨事に発展。血まみれの清宮は怒りが頂点に達し、レフェリーを吹き飛ばすとゲイブに殴りかかった。その間に場外カウントは２０に達し、試合は両者リングアウトに終わった。

だが、試合終了のゴングがなっているにもかかわらず、両軍は場外で大乱闘。ゲイブに特大プランチャを放たれると、清宮も負けじと変型シャイニングウィザードをゲイブに見舞い、ＧＨＣのベルトを奪い返した。

マイクを持った清宮は「おいゲイブ、ベルトは返してもらうぞ！ 横浜ＢＵＮＴＡＩでお前を血祭りにしてやるよ！ 完全決着だ。俺たちオール・レベリオンをナメるな。全ては革命のために！」と絶叫。ファンから大きな声援を浴びた清宮は、拳王に肩を借りてリングを後にした。