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【中日】ビシエド二軍降格もやむなしか OBは「今は半速球しか打てない」とバッサリ

東スポWEB / 2024年6月10日 5時2分

登録を抹消された中日・ビシエド

中日は9日の楽天戦(バンテリン)に3―1で逆転勝ちし、連敗をストップ。立浪監督は「残りの交流戦を何とか勝ち越して終われるように全力で頑張っていくだけです」と11日からの敵地6連戦に向けて気合を入れた。

チームは交流戦5勝7敗と負け越しており、残りの2カードで何とか巻き返しを図りたいところ。しかし、この日はダヤン・ビシエド内野手(35)を登録抹消し、DHが使えるビジター6連戦はビシエド抜きで戦うことになる。

指揮官は「どうしても一塁、三塁は(選手が)かぶるポジションが増えている。今回、投手を(一軍に)上げなくてはいけないということでビシエドはファームに行ってもらった」と説明したが、5月16日に一軍昇格してから15試合で打率2割9厘、1本塁打、2打点。OBの間からは「今のビシエドの状態なら抹消は仕方ない」と厳しい声が上がっている。

中日OBで元バッテリーコーチの金山仙吉氏(72)は「ビシエドが好調かどうかのバロメーターは速球に対応できるかどうかだが、今は速いボールにほとんど差し込まれてしまう」と指摘。ビシエドは6日のソフトバンク戦(バンテリン)で右翼へ今季初アーチこそ放ったが、翌7日の楽天戦(同)では2回無死一、二塁で併殺、4回二死二、三塁でも空振り三振とチャンスをことごとくつぶしてしまった。

それだけに金山氏は「今のビシエドは半速球しか打てない。内角に速い球を投げておけば大丈夫と、どのチームも思っているはず」とバッサリ。

中日は交流戦12試合で得点は19と、西武の18に次ぎワースト2位(1位は巨人の50得点)。上位進出のためには打線の奮起がマストだが、3年総額推定1000万ドル(約15億6000万円)のチーム一の高給取りが、これでは大誤算だろう。

ただ、借金4の4位とはいえ、首位・広島とは4・5ゲーム差と十分に射程圏内。上位進出にビシエドの復活は不可欠でもあり「二軍で体のキレを取り戻してまた一軍で活躍してほしい」と金山氏は期待しているが、果たして…。

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