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【日本ハム】いまだ一軍登板なし…高額助っ人バーヘイゲンに「そろそろ見合った働きを」

東スポWEB / 2024年6月10日 6時7分

日本ハムの起爆剤として期待される高額助っ人バーヘイゲン

同じ轍を踏まなければいいが…。日本ハムは9日のヤクルト戦(神宮)に0―1で敗れ、3カード連続の負け越し。2位ロッテにゲーム差なしの3位につけるが、首位ソフトバンクとの7ゲーム差を縮められず、振り向けば4位に交流戦好調な楽天がじわじわと4ゲーム差に迫る。そんな停滞気味のチームに起爆剤として高額助っ人右腕に対し、年俸に見合った働きを期待する声が高まっている。

カード初戦こそモノにしたが、この日は相手を上回る8安打を放ちながら本塁が遠く競り負けた。試合後の新庄剛志監督(52)は「(最近は)勝ったり負けたりね。でも、そういう日もあるので。(11日から本拠地エスコンで)連勝でいきます」と明るく気持ちを切り替えた。

ここまでのチームはオリックスからFAで加入した山崎ら先発投手陣の奮闘に加えて田宮、水谷ら若手野手の台頭でAクラスを死守する。そんなチーム内外から最近はこんな声が漏れ始めている。「若い選手が疲れてくる頃だから、そろそろ彼にも年俸に見合った活躍をしてもらわないと…」。その〝彼〟とはチームの助っ人最高年俸(推定3億5000万円)を誇るドリュー・バーヘイゲン投手(33)のことだ。

今季3年ぶりにカージナルスから古巣復帰した右腕は、入団直後から活躍を期待されながらも一軍登板なし。二軍でも6試合で1勝2敗、防御率4・30とさえない内容が続いている。今春のオープン戦期間中からコンディション不良やフォームの修正に悩まされたとはいえ、開幕前の首脳陣の構想では先発ローテーションの柱としてフル回転してもらう予定だった。バーヘイゲン獲得に要した年俸3億5000万円にはその期待料も含まれていたはず。それがシーズン中盤に差し掛かる6月上旬の現在まで一軍未登板なのだから関係者がボヤくのも無理はない。

昨季まで2年連続最下位に沈んだ日本ハムは、助っ人投手に泣かされたケースが多い。特に2022年の新庄監督就任1年目に鳴り物入りで加入したガントは、年俸2億4000万円プラス出来高という高年俸で入団しながら在籍2年間で一度も一軍登板がないままチームを去った。この苦い経験があるだけに、バーヘイゲンに同じ失敗を繰り返してほしくないのは球団の総意といえる。

バーヘイゲンは早ければ11日の中日戦(エスコン)から一軍昇格、即先発する可能性も浮上している。だが今後、年俸通りの活躍ができるかは不透明。それだけに周囲は期待と不安を抱きながら一軍合流を心待ちにしているわけだ。

期待の助っ人右腕の働きぶりでチームは再び上昇気流に乗れるのか。

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