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【F1】角田裕毅にカナダGPで異例の〝厳罰〟 国歌斉唱に遅刻で罰金処分

東スポWEB / 2024年6月10日 10時37分

コースを周回する角田裕毅のマシン(ロイター)

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、9日(日本時間10日)に行われたカナダ・グランプリ(GP)決勝で14位に終わる一方で、レース前の国歌斉唱に遅刻して異例の処分が下された。

角田は終盤までポイント圏内で走行していたが、スピンするミスもあって14位に順位を下げて入賞を逃した。

残念な結果に終わったが、さらに追い打ちをかける出来事が起きた。

国際自動車連盟(FIA)は、角田がレース前の国歌斉唱に遅刻したとして異例のペナルティー処分を下したのだ。オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」が、この件を詳報している。

ドライバーは国歌斉唱セレモニーの際にグリッド前方の指定された位置にいる必要があるが、国歌が始まった時点で角田は所定の位置にいなかった。

FIAは「スチュワード(裁定委員)は、メディア代表から、22号車(角田裕毅)のドライバーが国歌斉唱に遅れたとの報告を受けた」と発表。「スチュワードは映像による証拠を検証し、ドライバーが国歌斉唱に遅れたのは事実であると判断した。チームは、ドライバーに時間について適切に知らせなかったために遅れが生じたと述べたが、時間通りに到着するのはドライバーの責任でもある」と角田の責任を認定。その上で、RBに対して1万ユーロ(約169万円)の罰金が科された。

ただ、この罰金は異例の〝厳罰〟だった。

FIAは「スチュワードは、国歌斉唱はレース前の手続きの重要な要素であり、イベント開催国に対する敬意の表れであると認識している」とした上で「スチュワードは、前例が軽い罰則(戒告)を意味していることに留意してはいるが、罰則を罰金に引き上げることは適切だと感じている」と言及。国歌斉唱時の遅刻は前例に照らし合わせれば戒告処分で済むはずが、角田の件に対しては罰金処分に引き上げられたことを強調した。

F1が世界的に注目度を高めているための措置ともみられるが、角田にとっては泣きっ面に蜂となってしまった。

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